| 「たきかわスカイパーク」は、石狩川の広大な河川敷と景観を利用して整備が行われたもので、スカイスポーツを行う中、航空管制の制約がほとんどないという地理的優位性、グライダーを飛ばすための上昇気流が得やすい気象条件を活用している。
この公園は、日本で初めてスカイスポーツをテーマに整備が行われ、青少年に大空の夢を与えるという社会教育的観点から、実際に飛行可能な機体を展示する航空動態博物館や航空機の操縦を疑似体験できる施設が設けられている。 こうした施設により、グライダーや軽飛行機の操縦訓練・体験搭乗をはじめ、大空を舞うグライダーを眺めたり、関連施設で知的欲求を満たすこともできるなど、大人から子供まで楽しめるように工夫されている。 整備にあたっては、ランドスケープ計画を策定し、周辺環境に配慮した色彩・植栽を検討し、この計画に基づき、見晴らしの良い空間、人と空そして動植物が棲み続けられることを基本に公園づくりが進められた。 園内では、市の事業である体験搭乗、グライダークラブ、紙飛行機教室が開催されており、実施にあたっては市民組織である滝川スカイスポーツ振興協会が中心的な役割を果たしている。また、毎年開催されている全道・全国規模のスカイスポーツイベントや大学生のグライダーキャンプの受入れを積極的に行っており、滝川市の観光資源としても活用されている。 |
|