2.人々が集い憩う水辺づくり

 水辺と背後地を一体として公園化を図った取り組み、自然石を行かした河川、海岸整備など、力作が多く見受けられ、このような地域の努力を評価したい。しかし、一方では力が入りすぎてデザイン過剰となり、全体として騒がしい印象を与える事例も見受けられた。今後は、周囲の風景にとけ込んだ品の良い水辺がつくられることを望みたい。
 また、地域と密着した生活道路や公園などの周囲の施設と機能的・景観的に一体となった整備を行うことにより、人々が自然に水辺へ近づけるような工夫が行われているものがあり、より生活に密着した水辺づくりという観点からも、このような取り組みを高く評価したい。
 なお、今回の応募では、都市におけるゼロからの水辺の創出から、地方における自然の水辺を生かした整備まで、さまざまな形態の水辺づくりが見受けられ、このような地域の特性に応じた取り組みが、今後さらに全国各地で行われることにより、個性ある地域づくりが行われていくことを期待したい。
 さらに、受賞社会資本のうち、いくつかの代表的事例についての講評を以下に示す。
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