基本構想の概要


構想名:三重ハイテクプラネット21構想(三重県) H3.1.18承認

対象市町村名:
四日市市、桑名市、鈴鹿市、亀山市、桑名郡多度町、長島町、木曽岬町、員弁郡北勢町、員弁町、大安町、東員町、藤原町、三重郡菰野町、楠町、朝日町、川越町、鈴鹿郡関町

面積:約11万ha

開発整備の方針:
この地域は、古くから石油化学、輸送機械、電気機械等の工業集積が見られる地域であるが、近年の技術革新の急速な進展、技術開発競争の中で継続的な発展を遂げていくためには、技術の開発を先導、支援する研究開発機能の集積、充実が求められている。こうしたことから、鈴鹿山麓研究学園都市を中心として、研究開発機能及びこれを支援する交流施設、研修施設等の研究支援機能の集積、充実を図り、産業の活発な展開を促進し、地域の振興を図る。

重点整備地区:
1. 鈴鹿山麓リサーチパーク
2. 鈴鹿山麓ハイブリッドスクエア
3. 鈴鹿山麓アグリハイテクヒルズ
4. 桑名グリーンシティ
5. 鈴鹿国際交流ゾーン
6. 四日市みなと交流ゾーン

中核的施設:
- 開放型試験研究施設、学園都市センター、環境技術移転センター、湯の山会議場(仮称)、中部産業経済研究所(仮称)、アグリハイテクパーク(仮称)、桑名リサーチパークセンター(仮称)、鈴鹿国際交流センター(仮称)、四日市博物館、四日市港霞ヶ浦ポートセンター(仮称)、四日市港旅客ターミナル(仮称)

構想名:オホーツク科学文化交流拠点構想(北海道) H4.12.21承認

対象市町村名:
紋別市、遠軽町

面積:約10万ha

開発整備の方針:
この地域は、冬季に流氷が接岸するオホーツク海に面しており、大学や流氷の観測や研究とオホーツク文化に関する調査研究がこれらに関する国際的な研究交流が進められている。一方、近年の急速な技術革新、技術開発競争の中で、技術開発等を先導、支援する研究開発機能や交流機能の集積が求められている。このため、流氷やオホーツク文化に係わる研究開発機能や研究交流機能、その他の研究・交流支援機能の集積・充実を図り、地域の振興を図る。

重点整備地区:
1. オホーツク流氷ゾーン
2. オホーツク太陽の丘ゾーン

中核的施設:
- 氷海展望・観測施設、流氷水族ランド、オホーツク交流プラザ、オホーツク・アカデミックセミナーハウス、オホーツク青少年交流の家、遠軽国際コンベンションホール

構想名:高知バイオフィット(Biofit)生活文化圏構想(高知県) H5.1.20承認 【H7.8.29変更承認】

対象市町村名:
高知市、南国市、土佐市、赤岡町、土佐山田町、野市町、吉川村、本山町、大豊町(一部)、鏡村、土佐山村、土佐町、大川村、伊野町、春野町、佐川町、日高村

面積:約15万ha

開発整備の方針:
振興拠点地域は、森林資源や気候条件に恵まれ、木材加工や和紙の製造、花栽培といった生活を文化的に彩る産業技術が蓄積している。 こうした地域の特性を生かして、人々の生活活動や産業活動と自然の生態系との調和を保ち、高い文化性や地域の技術に根ざした新たな産業を育成するための研究開発機能や人材育成機能、これらを支援する交流・学習機能の蓄積を図り、自然と調和した生活文化を創造する特色ある産業振興の拠点を形成する。
また、併せて、振興拠点地域の開発整備を促進するために必要な交通基盤、産業基盤、都市・生活環境基盤、国土保全基盤等の整備を推進する。

重点整備地区:
1. 嶺北地区
2. 土佐山田地区
3. 伊野・高岡地区
4. 南国・野市地区

中核的施設:
- 空飛ぶ大工養成所・木材研究所(仮称)、照葉樹林文化のむら(仮称)、森の生活工房(仮称)、土佐和紙交流センター(仮称)、土佐和紙工芸村(仮称)、高知県立紙産業技術センター(仮称)、フラワー産業技術センター(仮称)、高知県林業総合センター(仮称)

構想名:東濃研究学園都市構想(岐阜県) H5.3.29承認

対象市町村名:
多治見市、瑞波市、土岐市、土岐郡笠原町

面積:約3.8万ha

開発整備の方針:
当地域においては、世界的水準の先端的な研究機関を核とした研究開発機能等を集積するとともに、良好な研究環境を提供するため、質の高い生活環境等を整備し、快適で高機能な研究学園都市づくりを長期的展望に立って推進することとしている。このために、本構想では、当地域における研究学園都市づくりを進める上でその中核となる研究開発機能等の整備を推進することとし、極限環境をテーマとした世界的水準の研究機関をはじめ、先端技術に関する先進的な研究開発機能の集積を図るとともに、こうした研究開発機能の集積の効果を地域の産業振興等の面で最大限に生かしていくために、新たに立地する先端的な研究機関や既に当地域に立地している名古屋工業大学セラミックス研究施設との有機的連携の下に、これらの施設における研究開発によってもたらされた新たな技術、情報等の成果の地域産業への応用のための研究開発機能、研修機能等の集積を図る。なお、これらの機能の一層の整備を促進するため、交通基盤、生活環境基盤、国土保全基盤等の公共施設その他の施設の整備を図る。

重点整備地区:
1. プラズマ・リサーチパーク
2. コスモ・ガーデン

中核的施設:
- 超高温材料研究センター、核融合科学研究所、デザイン情報センター、無重量総合研究所、極限環境研修センター

構想名:しずおか生活産業情報拠点構想(静岡県) H6.7.28承認

対象市町村名:
静岡市(一部)、清水市、島田市、焼津市、藤枝市、富士川市、蒲原町、由比町、岡部町、大井川町、御前崎町、相良町、榛原町、吉田町、金谷町

面積:約12.0万ha

開発整備の方針:
静岡県中部地域は、東海道交通の要衝に位置し、東西文化の融合点として発展してきた地域であり、今後、静岡空港、第二東海自動車道、中部横断自動車道などの建設により、さらに立地条件が向上することが予想される。産業面でも、茶、水産、家具、プラモデルなどの生活に密接に関連した産業が全国的に見ても有数な規模を有しているほか、本県の政治経済、文化などの中枢地域であり、第三次産業、高等教育機関などの集積も高い。こうした特性を活かし、地域に根づき、生活を豊かにする生活産業の情報を内外に発信し、かつ、地域外からの最先端の生活産業情報の受け皿となる交流機能、様々な生活産業情報の集積から生み出される文化機能の集積を図ることにより、独自の情報を国内外に広く発信するユニークな生活産業情報の拠点を形成する。

重点整備地区:
1. 静岡地区
2. 清水地区
3. 志太地区
4. 榛原地区

中核的施設:
- 静岡茶文化センター、静岡産業支援センター、駿府・匠宿、県民国際プラザ、多目的アリーナ、庵原交際流通センター、清水マリンピアセンター、藤枝きのこセンター、玉露の里、静岡空港ターミナル、お茶の郷、牧之原総合物産センター

構想名:いわき振興拠点地域基本構想(福島県) H6.9.22承認

対象市町村名:
いわき市

面積:約12.3万ha

開発整備の方針:
当地域は、西方の阿武隈高地から太平洋に向かってゆるやかな平坦部を形成しており、温暖な気候と豊かな自然環境に恵まれている。また、高速交通体系の整備により北関東、南東北の広域的な拠点、太平洋と日本海を結ぶ人的、物的交流拠点として発展することが期待されている。地域の産業は、小名浜港を中心とする臨海工業、貿易・物流、そして地域の漁港を基地として展開された水産業及び、かつて本州最大規模を誇った常磐炭田からの採炭により、その産業基盤が形成されてきたところであり、産業構造の変化等による時代潮流に対応しつつ、これまで当該地域に蓄積されてきた産業技術を活かした新たな産業活動への展開が図られている。一方、県の長期総合計画「ふくしま新世紀プラン」において、高度な産業構造の形成と多様な都市機能の集積を促進し、求心力を持つ都市構造の構築を推進するとともに、温暖な気候、良質な居住環境、首都圏との近接性などの地域の特性を活かし、職・住・遊のバランスのとれた「新しい生活文化を創造・提案できる地域」づくりをめざすこととしている。本構想はこうした方向に沿って、地域産業を支えてきた海洋とエネルギーに着目し、水産資源増養殖、石炭利用による新エネルギー開発等、地域の特性に根ざした産業を育成するための研究開発機能、これを支援する研修・学習機能、さらに海洋及びエネルギーをテーマとした文化・交流機能の集積を図っていくこととする。これらにより、当地域の有する多様な自然環境を活かした交流機能との連携を図りつつ、当地域を海洋、エネルギーに関する技術、文化、交流の拠点として整備し、地域の活性化を図るとともに、交通基盤、生活環境基盤、国土保全基盤等の整備を併せて行い、周辺地域を含めた広域的地域の振興の拠点を形成することを目指すものとする。

重点整備地区:
1. 小名浜地区
2. いわき南部地区
3. いわき中部地区
4. いわき北部地区

中核的施設:
- いわき市ふるさと振興センター(仮称)、海洋文化・学習施設(仮称)、石炭エネルギー技術研究センター(仮称)、温排水利用養魚研究センター(仮称)、ディスカバリープラザ(仮称)、パークセンター(仮称)、いわきニュータウンセンタービル、21世紀住宅開発プロジェクト、地球探検館(仮称)、21世紀の森公園、ふれあい・健康福祉プラザ(仮称)、文化・交流施設[文化コア]、ソフトパークセンター(仮称)、福島県いわき少年自然の家(仮称)

構想名:国際貢献都市OKINAWA構想 H9.12.3承認

対象市町村名:
沖縄市、宜野湾市、具志川市、石川市、浦添市、那覇市、糸満市、与那城町、勝連町、嘉手納町、北谷町、西原町、南風原町、東風平町、与那原町、佐敷町、読谷村、北中城村、中城村、豊見城村、大里村、知念村、玉城村、具志頭村

面積:約4.7万haa

開発整備の方針:
本地域は、人口、産業等の集積が県内で最も高く、また、県内・外との交通拠点を形成し、各種都市機能が高度に集積している。 また、本地域には、国際貢献を資する各種の国際交流・協力の諸機能や、平和に関する多くの施設が集積している。
一方、国際的な相互依存関係が深まる中で、各地域がそれぞれの地域特性を活かして、国際社会への積極的貢献が求められてきている。 このようなことを踏まえ、本地域は、我が国唯一の亜熱帯地域という特性を活かし、気候、風土等に類似性を有し、また、文化的にも共通性を持っているアジア・太平洋地域への国際貢献を展開する拠点都市として、「平和交流」、「技術協力」等に関する機能整備を図るものとする。

重点整備地区:
1. 国際平和交流拠点
2. 国際協力交流拠点
3. 国際産業技術開発拠点
4. 国際ビジネスネットワーク拠点

中核的施設:
- 沖縄県平和記念資料館(仮称)、沖縄県国際交流情報センター(仮称)、沖縄県工業技術センター(仮称)、沖縄都市モノレール、沖縄県産業振興会館(仮称)、那覇空港新国内線旅客ターミナルビル


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