全国13事業所における従業員への情報提供
(北海道・宮城県等13箇所)
 
背景
  新日本製鐵では、環境に関する取り組みの一環として、国土交通省国土交通政策研究所の研究に協力する形で、 全国13事業所の従業員を対象に、クルマでの通勤について考えてもらう取り組みを実施しました。
(第1回日本モビリティ・マネジメント会議資料より)
 
内容
 全国13事業所・793人を対象に、自分の通勤について振り返る「かしこいクルマの使い方プログラム」をwebを用いて実施しました。具体的には、以下の手順で実施されました。

   手順1:現況交通ダイアリー調査(数日間の交通をwebに入力)
   手順2:現況交通診断と行動プラン作成
       (webに出力される自分の交通行動の診断結果を見て、交通行動を振り返る)
   手順3:第2回交通ダイアリー調査(もう一度、数日間の交通をwebに入力)
   手順4:プログラム評価と交通行動計画策定
       (取り組みを振り返り、今後の交通行動の計画を立てる)
 
結果
793人の従業員が取り組みに参加し、430人が最後のステップまで参加しました。
参加者の自動車利用は約9%、通勤交通から排出される二酸化炭素が12.4%削減されました。
 
出典
従業員を対象としたトラベル・フィードバック・プログラムの全国への適用可能性の検討
(第1回日本モビリティ・マネジメント会議)(http://www.plan.cv.titech.ac.jp/fujiilab/jcomm/pdf_file1/O-24.pdf
WEBを活用したトラベル・フィードバック・プログラムの取り組み
(第1回日本モビリティ・マネジメント会議)(http://www.plan.cv.titech.ac.jp/fujiilab/jcomm/pdf_file1/PK-25.pdf)