フォード(ベルギー)
 
背景
 大手自動車メーカーFordのゲンク工場は、約12,000人の従業員が勤務しているが、従業員のマイカー通勤による渋滞、特にシフト交替の際の渋滞が深刻であり、自転車利用者との事故も発生していました。
 
内容
 通勤問題への対応策として、企業バスの改善(直行便の増発、近隣企業の従業員へのバス利用の開放等)に加えて、相乗り(カープール)の奨励(新入社員は通勤コーディネーターを通じて相乗りの相手を見つけやすいように工夫)や超過勤務者へのバス運行又はカープール利用の保証等を実施しました。
 
結果
 工場全体で7割以上の従業員がクルマ以外の「環境負荷の小さい通勤手段」を選択するようになりました。
(公共交通利用促進等マネジメント協議会資料より)
 
出典
公共交通利用推進等マネジメント協議会参考資料「ヨーロッパにおける公共交通機関の利用に関する企業等と交通事業者との連携事例」 (http://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/suishin/first/refertwo.pdf