1.情報の共有化とコミュニケーション推進
 (1) 情報提供の改善
【関東地建】




 常設の建設技術展示館では、最新の技術をはじめとして建設技術に関する様々な情報を国民の皆様に発信しており、わかりやすいという意見も多数いただいています。
 そして、より多くの方々に来館していただくために、地元自治会や小中学校、教育委員会へのPR活動を積極的に行っています。



【目的:最新の建設技術の紹介と活用の促進】

・建設技術が国民の方々の暮らしと都市機能を支えていることを紹介する場とします。
・建設技術を次世代へ承継する場とします。
・最新の建設技術に関する情報を発信し、新技術の現場での活用を促進する場とします。


【内容:実物や模型等の展示と体験型コーナーの設置】

・常設である展示館では、建設技術の歴史や民間で開発された最新の建設技術を一同に集めて
 幅広く一般市民に紹介しています。
・工法・機械・材料等の実物と模型、写真、パネル、ビデオ映像などによる技術の展示をするほか、
 定期的に建設省・自治体職員を対  象に出展技術の発表会も行います。
・「バリアフリーコーナー」では、車椅子に乗って体験でき、「ふれあいコーナー」では、直接手で触れて、
 基本的な技術の実験ができます。










【工夫した点:技術者や地元自治体、小中学校へ積極的にPR】

・展示技術のうち新技術コーナーについては、公共事業のコスト縮減、環境・安全対策などに資するものを
 対象に、新技術活用促進システムに登録されている技術を一般公募により募集しました。
・新技術コーナーの展示品の選定には、公平性・透明性を保つことを目的に外部の審査委員会において選定しました。
・広報活動については、技術者に対し各協会(連絡協議会)や出展者(幹事会)を通じて実施するとともに、
 一般市民・学生に対しては、地元の自治会や小中学校への個別訪問並びに教育委員会への広報を実施しました。


【効果:わかりやすい、よく理解できたという利用者の方々の声】

・一般公募により、新技術活用促進システムへの登録が促進されました。
・建設省、自治体の技術者からの声:実際の新技術を見て、触れることにより身近に感じられ現場での
 活用への理解も深まりました。
・一般市民からの声:日常生活の中で建設技術がどのような場所で、どのように使われているかが
 わかりやすく表現されていて建設技術へのより一層の理解が得られました。
・審査委員会からの声:建設技術のPR方法や展示の技術手法を学ぶとともに新技術の必要性を再認識させられます。


【おすすめ見学コース】