1.情報の共有化とコミュニケーション推進
 (5)マスコミ対応の改善
【中部地建】




 岐阜県内の徳山ダム建設について、報道関係者の方々に建設の目的や現状の理解を深めていただくため、平成11年9月に現地視察会を実施しました。
 できるだけ多くの方々が参加できるように開催日を調整するとともに、パネルなどを使ってわかりやすい説明となるよう心がけ、また、視察後にはアンケート調査も実施しました。結果、現地視察会について、多くの報道関係者からおおむね好評をいただきました。



【目的:報道関係者の方々にダム建設の目的や現状の理解を深めていただく】

全国でも注目を集めている「徳山ダムの建設事業」について、地域の方々とともに報道関係者の方々にも建設の目的や現状について理解を深めていただくため、実施しました。


【内容:パネルなどを使った説明とアンケート調査の実施】

 「徳山ダムの建設事業」については、揖斐川流域市町村の住民の方々を対象とした「”徳山ダム”地域の方々との集い」を、平成12年3月までに計9回実施しています。
  今回、地域の方々だけではなく報道関係者に対しても、事業について理解を深めていただくため、平成11年9月に現地で視察会を開催することとしました。現地視察会では、徳山ダムの目的や現在の進捗状況、今後の予定などをパネルなどを使って説明し、視察後にはアンケート調査も実施しました。

【現地見学会風景】




【工夫:多くの報道関係者が参加できるように配慮】

・できるだけ多くの方々が参加できるよう開催日の日程調整に努めました。
・集合場所を名古屋と岐阜の2箇所とし、多忙な報道関係者が参加しやすいよう配慮しました。


【効果:多くの報道関係者の方々からおおむね好評をいただいた】

・報道関係者35名(新聞8社、テレビ等6社)が参加しました。
  <新聞等> 中日・朝日・名古屋タイムズ・読売・建通・日刊工業・岐阜・共同通信
  <テレビ> 名古屋テレビ・NHK・中京テレビ・CBC・東海テレビ・岐阜放送
・当日夕方のニュースや翌日の朝刊に大きく取り上げられました。

【見学会を掲載した新聞記事】





 参加者の声

「現場は初めてなので、大分イメージが湧くようになった」
「もう少し工事の具体的な状況説明を受けたかった」
「現場のスケールを実感できた。トラスト共有地を説明していただいてよかった」
ワシタカ保護議論と急ピッチに進むダムの建設工事に大きな乖離を感じた」
「水の中に沈みゆくものの悲哀を感じることができた」
「質問等に対して親切に対応していただき、感謝している」
「今後も視察会を開催して欲しい」