1.情報の共有化とコミュニケーション推進
 (5)マスコミ対応の改善
【中国地建】




 広報活動を行うに当たって、広報の概念と手法を職員に周知することを目的として、「広報の手引き」と「広報ポイントメモ」を作成しました。
 「広報の手引き」は、広報活動を行うときの基礎資料として、「広報ポイントメモ」は記者発表資料を作成するにあたっての解説書として活用していきます。



【目的:広報の概念と手法を職員に周知する】

 公共事業の説明責任(アカウンタビリティ)向上行動指針の1つの柱として、情報の共有化とコミュニケーションの推進が挙げられ、広報活動の積極的な取り組みが求められています。
 この広報活動を行うに当たり、広報とはどのようなものか、どう取り組めばよいのか等、広報の概念と手法を職員に知ってもらうことを目的とします。
 また、広報の一つとして挙げられるマスメディアを利用する場合に必要な記者発表資料作成のポイントをまとめ、資料づくりの一役を担います。


【広報の手引き:広報活動を行うときの基礎資料として】

「広報の手引き」は以下の項目から構成されており、係長以上の全職員に配布し、より良い広報活動を実施するために活用しています。

広報とは何か
 広報は社会資本整備に対する地域住民の方々のニーズを把握するとともに十分な情報提供を行う
 双方向の対話が重要なことを説明しています。

広報の手法とその特徴
 広報の手法を大きく4つの種類に分類し、それぞれの手法の特徴、効果を解説しています。

各広報手法の活用
 先の「広報手法とその特徴」で紹介した広報手法を実際に活用する上での留意点や基本データを説明しています。

各広報手法の対象別効力
 各広報手法のメリット、デメリットを示し、その観点からその手法の対象者別の効力を表形式でとりまとめています。


【広報の手引き】



(一部拡大)


(一部拡大)



【広報ポイントメモ:記者発表資料を作成するにあたっての解説書として】

 記者発表資料を作成する上でのポイントを「5W1H」からはじめ、資料提供のタイミング、記者発表までの手続き等、記者発表資料を作成したことのない職員にもわかるような解説書としています。
 また、中国地方建設局内のイントラネットで広く職員に周知しています。

【広報ポイントメモ】