2.社会資本に関する論点の明確化と臨機の対応
 (12) 事業連携・調整の推進
【九州地建】




 官民一体となり、互いに連携した効果的な九州の地域づくりを推進するため、明日の九州づくりへのビジョンや地域の特性を活かした活力ある地域づくり等について自由な意見交換を行う場として「明日の九州を語る会」が発足しました。
 「明日の九州を語る会」は九州経済の発展をリードする3経済団体と国の出先機関の5省庁7機関で構成され、地域づくりに向けた新しい施策やテーマについて議論しています。平成11年度までの4年間で合計8回の会議が開催されており、各機関が連携して効果的な地域づくりの施策や提言をいただける場を整えることができました。




【目的:官民一体となり、互いに連携した効果的な地域づくり】

九州各地域に潜在するポテンシャルを最大限に活用し、さらなる発展を目指すため、官民一体となった取り組みを一層強化し、互いに連携することにより効果的な地域づくりを進めることを目的としています。


【内容:ビジョン・活力ある地域づくり等について自由に意見交換する場の設置】

明日の九州づくりへのビジョンや地域の特性を活かした活力ある地域づくり等について自由な意見交換を行う場として、九州経済の発展をリードする3経済団体と国の出先機関の5省庁7機関で平成8年7月に発足しました。


【明日の九州を語る会の様子】






3経済団体
九州・山口経済連合会会長
九州商工会議所連合会会長
九州経済同友会代表委員

5省庁7機関
農林水産省九州農政局長
通商産業省九州通商産業局長
運輸省九州運輸局長
運輸省第四港湾建設局長
郵政省九州郵政局長
郵政省九州電気通信監理局長
建設省九州地方建設局長







 会議テーマ・開催日時等

第1回(H8.7.23) 「発足会及び九州の将来像について」
第2回(H9.2.3)  「新しい全総計画について」
第3回(H9.9.22) 「有明海・八代海沿岸を中心とした地域づくりについて」
※明日の九州を語る会のパンフレット作成配布
第4回(H10.2.20) 「現在の社会・経済状況を踏まえた九州の地域づくりについて」
〜観光を主眼として〜
第5回(H10.9.30) 「新・全国総合開発計画について」
「景気対策について」
第6回(H11.2.12) 「今後の食料・農業・農村政策について」
「最近の話題について」
第7回(H11.5.11) 「西九州一円 現地視察」
第8回(H12.2.22) 「高度情報通信社会に対応した地域づくり




【工夫した点:九州経済界と国の出先機関との自由な意見交換、新しい施策等について議論】

・九州経済の発展をリードする3経済団体と九州の国の出先機関が一同に会し、
 明日の九州づくりへのビジョンや地域の特性を活かした地域づくり等について、自由に意見交換する場を設けました。
・新しい全総計画や有明海、八代海沿岸地域の施策・プロジェクト等、その時期に応じた施策や
 テーマについて議論を行っています。


【成果:各機関が連携して効果的な地域づくりの施策や提言をいただける場ができました】

 これまで各年度2回の計8回にわたり、経済界の機関と国の機関等が一同に集まって、九州の地域づくりについて意見交換を行ってきており、今後各機関が連携して効果的な地域づくりの施策や提言をいただける場ができました。