行政と国民の方々との双方向的なコミュニケーションの必要性から、直接的な対話の「場」としての出前講座を実施しています。講座数・実施件数ともに対前年比5倍以上の増加となっています。
 また、説明力・コミュニケーション能力の修得を目的とした職員研修も、実施件数で2倍以上、参加人数で約3倍と増加しています。



【出前講座の講座数及び実施件数】

 平成11年度は、それまでの本省、中部地建に加え、新たに4地建で出前講座を開始しました。講座数は平成11年度には1,068講座となり、前年度(201講座)の約5.3倍となっています。実施件数は、平成10年度は40件でしたが、平成11年度には7.2倍の287件へと増加しています。









【見学会の開催件数】


 平成10年度には3,018件の見学会を実施しましたが、平成11年度は更に661件増加し、3,679件開催しました。


 見学会の例

 ●ダム見学会
 ●道路見学会 等







【総合学習の依頼件数】


 平成11年度には925件の依頼・派遣を行いました。前年度よりも247件の増加となっています。


 総合学習テーマの例

 ●高速道路と夢
 ●霞ヶ浦見学
 ●富士山学習 等







【説明力・コミュニケーション力強化研修の実施件数及び参加人数】


 平成11年度は、前年度の2.1倍の64件の研修を実施しました。
参加人数については、平成10年度は434名でしたが、平成11年度には2.9倍の1,269名となっています。


 研修の例

 ●広報研修
 ●コミュニケーション養成講座
 ●行政技術研修 等













【職員の民間企業研修の実施件数】


 平成10年度には11件、平成11年度には16件を実施し、この1年間で5件の増加がありました。


 研修先の例

 ●報道機関
 ●デパート
 ●ホテル 等





国民の意見を聴き、施策に反映させている事例(平成11年度に行った323の事例)


●建設省では、様々な手法を活用し、国民の方々の意見を聴き、施策に反映させるような取り組みを行っています。平成11年度に全国各地でこのような取り組みを行った323の事例について、その対象、方法、段階について分析しました。

 対象とした方々としては、行政関係者、地域・住民の代表者、学識経験者、福祉・自然保護団体等の代表者、一般住民の方々など、施策や地域の特性等に応じて、様々な方々からの意見をお聴きしています。
(図−1)






●情報提供や意見収集の方法としては、
 様々な場づくりによる対話を積極的に
 実施しています。(図−2)


また、社会資本整備の各段階における実施時期で分類すると、企画・構想段階から維持管理段階まで、あらゆる段階において、これらの取り組みを行っています。(図−3)








●地域の方々の意見を聴き、施策に反映させるような主な取り組みとして、以下のようなものが挙げられます。