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技術と活用事例・効果

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【安全に配慮したわく組足場】
 建設業における労働災害で圧倒的に多いのが、足場、支保工からの墜落災害です。とくに冬場の施工は、積雪や凍結などで足場が悪くなっており、安全性に配慮したわく組足場の普及が急務とされています。手すりから先に組み上げる「手すり先行型」、地上で組み立てクレーンで一気に建て込む「折りたたみ型」「摺動型」のユニットタイプの開発が進んでいます。

[効果]
  • 従来のように足場を施工する途中で手すりのない危険な状態が生じないので、墜落・転落事故の危険性が減少し、安全に作業ができる。

土木工事用わく組み足場安全施工マニュアル(案)
(平成8年3月)
死亡災害の発生状況 建設業における死亡災害の原因
全産業の中でも労働災害の多い建設業。とくに墜落による死亡者は、毎年300人以上発生しています。これは建設業災害の3割に達する高い発生率です。
出典:安全衛生年鑑平成12年度版
イメージ図
手すり先行型足場
イメージ図
折りたたみ型ユニットタイプ足場


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