今後のISO9000s適用パイロット事業の展開


 平成8年12月、「品質、環境、労働安全衛生等に関する国際規格の公共工事への適用に関する調査委員会」においてISO9000s適用パイロット工事に関する今後の展開として以下の方針が示された。

 平成9年度のパイロット事業は、この方針をうけて決定されたものである。


 

(1) 今後のパイロット工事の展開

  パイロット工事の実施状況を踏まえ、平成10年度(1998年度)からの全地方建設局におけるパイロット工事の実施について検討する。

(2) 公共工事へのISO9000sの適用に向けて

 平成11年度(1999年度)は、平成11年度までに実施したパイロット工事に基づき、平成12年度(2000年度)以降、一定の範囲の工事におけるISO9000sの適用を視野に入れて、公共工事への適用方法を検討する。

 

パイロット事業の展開スケジュール

  年 度

実施内容及び検討内容

平成8年度

(1996年度)

関東地方建設局 4件実施(公募型指名競争入札)

日本道路公団  3件実施(公募型指名競争入札)

平成9年度

(1997年度)

4地方建設局  8件実施(一般競争入札、公募型指名

       競争入札,公募型プロポーザル方式)

2公団     3件実施(公募型指名競争入札)

平成10年度

(1998年度) 

    全地方建設局、他公団に拡大の予定
平成11年度

(1999年度)

平成12年度以降、一定の範囲の工事におけるISO9000sの適用を視野に入れて、公共工事への適用方法を検討


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