● 大井川に清流を復活させるなど河川環境保全への取り組み

● 大井川の川霧による高品質のお茶の生産

● 平谷の流したい等の伝統行事の継承


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かわね郷(川根町、川根本町)は、大井川が北から南へ貫流する中流域に位置し、面積の9割が山林という広大な森林を擁し、水と緑の共生の歴史を刻んできた地域です。

特に、太古の昔から滔々(とうとう)と流れて止まぬ大井川を母なる川とし、悠々と時を刻むその清流は豊かな恵みをもたらすと同時に産業交通路として重要な役割を果してきました。

しかし、ダム開発、陸上交通網の発達などにより、年々、その姿は移り変わり、高瀬舟や筏流しなどの懐かしい風景は見られなくなりました。

昭和50年代から清流を取り戻そうと流域住民を中心に環境保護運動が始まり、3町青年団によるヒューマンチェーン集会が実施されるなどの努力が実って、昭和63年からダムの水の放水が始まったことから清流が復活し、川霧による高品質のお茶、川根茶の生産増量やキャンプ場への入り込み客も多くなり、鮎釣り、カヌーによる渓流下り、やな漁などで楽しむ姿がみられるようになりました。

おだやかな流れの大井川もかつては「暴れ川」といわれ、一度暴れ出すと手が付けられませんでした。その激流に人々は畏敬の念を抱き、水神に祈願した神事を行っていました。

かも(小型のいかだ)を組みこれに松明(たいまつ)と御幣(ごへい)、5色の紙旗(かみはた)を飾って大井川に流した本川根町の「平田(ひらんだ)のたるながし」、災厄を除け犠牲者の霊を慰めるため津島神社に流灯を捧げた中根川町の「平谷(ひらや)の流したい」、松明に火をつけて大井川に流した川根町の「石風呂たい流し」など。

これらの神事は現在も3町それぞれの伝統文化行事として行われています。

また、本川根町では毎年大井川と親しむイベントとして「大井川かわ下り大会」が行われ県内外から多くの観光客が訪れています。

平成6年に3町一体で「川根地域まるごと博物郷(はくぶつきょう)」構想が策定されましたが、これは"大井川−その変化する姿−"をメインテーマに「脈を打つ・大井川」「静を保つ・大井川」「時を放つ・大井川」という3つのサブテーマでくくり、地域の環境と人とのかかわりを考えるものです。

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◆ まちのみどころ

● 川根町

・ 野守の池 ・ 桜トンネル

・ 川根温泉ふれあいの泉

・ 八垂(やだれ)の滝


● 川根本町

・ 鵜山の七曲がり(うやまのななまがり)

・ 塩郷吊り橋 ・ 不動の滝

・ 徳山の盆踊り ・ 茶茗舘

・ 又峡温泉 ・ SL・アプト式鉄道 ・ SL資料館

・ 接岨峡温泉 ・ 智者の丘公園

 



 


◆◆ 水にかかわる祭り・イベント

● 川根町

・石風呂のたい流し(7月14日)


● 川根本町

・ 平谷の流したい

・ 平田のたるながし

 

 


◆◆◆ 水にかかわる特産品

・ お茶 ・ スギ ・ 桧 ・ わさび

・ 山女 ・ 鮎 ・ アマゴ

 
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◆ 主な取組み

・ 河川の水不足、水質悪化を参加者に知ってもらうため、源流への視 察、現状説明を行っている。


◆◆ 取組みの実施主体

・ 大井川の清流を守る研究協議会


◆◆◆ その他の参加者

・ 大井川流域にある町、商工会

 

 
 
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◆ 交通アクセス

  ・ 川根町、川根本町への交通アクセス


◆◆ お問い合せ

● 川根町

    〒428-0104
    静岡県榛原郡川根町家山336-3

    川根町 役場 企画財政課
    TEL 0547-53-4583

    川根町役場公式サイト


● 川根本町

    〒428-0313
    静岡県榛原郡川根本町上長尾627

    川根本町役場 企画環境課
    TEL 0547-56-2221

    川根本町役場公式サイト

 
 
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