● ゲンジボタル保護に配慮した河川改修整備と
  一の坂川の桜並木

● 地元住民の環境保全、
  水質浄化などへの熱心な取り組み


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山口市は、中世室町時代、大内氏が本拠を置いたことにより、西日本における政治、経済、文化の中心として大いに栄えました。

大内氏は山口を京都に見立ててまちづくりを行った際、市街地のほぼ中心、大内氏の館近くを流れる一の坂川を、賀茂川になぞらえました。

その一の坂川で、昭和43年にゲンジボタルの増殖・保護対策の一環として、ホタルの幼虫を放流したところ、翌年ホタルの乱舞がみられたことから、市民の強い要望により、河川改修を"ホタル護岸工法"により施工することで、ゲンジボタルの定着に成功しました。

現在も大殿地区を中心とする地元の住民や小学校により、ホタルの幼虫の養殖・放流や川の清掃活動が行われています。6月下旬には、「ほたる鑑賞の夕べ」などのイベントも開催され、県庁所在都市の街の中心でホタルの乱舞がみられるところとして、多くの観光客でにぎわいをみせています。

また、春には両岸に植えられた桜が咲き誇り、夜にはライトアップされ、花見客などが多く訪れるなど、一の坂川の河川敷は、四季折々に市民憩いの場として親しまれています。

このような中、平成7年には市民の強い要望により、無秩序な開発から景観を守る都市景観形成地区として指定されました。

平成19年には、山口市中心市街地活性化基本計画が内閣総理大臣より認定を受け、この計画に基づいて一の坂川整備事業を行っていくことにしております。古いまちなみと一の坂川の調和した親水性あふれる良好な環境を山口市の顔として保護していくために、市民、行政ともに取り組んでいます。

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◆ まちのみどころ

・ 瑠璃光寺(るりこうじ)五重塔  ・其中庵

・ 常栄寺雪舟庭

・ 大内館跡

・ 中原中也記念館

・ サビエル記念聖堂

 



 


◆◆ 水にかかわる祭り・イベント

・ ほたる鑑賞の夕べ(6月)

 

 


◆◆◆ 水にかかわる特産品

・ 鮎

・ 豆腐

・ 清酒

 
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◆ 主な取組み

ゲンジボタルの養殖・放流、地域住民によるホタル発生状況調査、住民・付近の小学校児童らと協働した河川清掃等


◆◆ 取組みの実施主体

大殿ホタルを守る会

 
 
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◆ 交通アクセス

http://www.city.yamaguchi.lg.jp/
dannai/access/access.htm

◆◆ お問い合せ

    〒753-8650

    山口県山口市亀山町2-1

    山口市役所 企画経営課
    TEL 083-934-2747

    山口市役所公式サイト

 
 
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