● 湧水による生活用水の確保

● 水害との闘いを克服し、「水の郷」づくりに取り組む

● 人と自然の共生を具現化した湧水プールによる住民の交流

● 地域コミュニティの場としての洗い場の定着


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嘉島町は、熊本市の南部に位置し、九州山地に源を発する緑川の中流域にあり、町の周辺を加勢川、矢形川などに囲まれ、東西に長く伸びた田園地帯です。

町の東部には、日湧水量13万m3の「水郷 浮島」があり、広々とした田園を潤しています。

「水ある所に人住む」といわれるように、国指定重要文化財の「井寺古墳」など、早くから歴史と文化が芽生えましたが、川に囲まれたこの地域には、水害との闘いの歴史もありました。

河川改修とあいまって住民はこれを克服し、現在は「水の郷」づくりに取り組んでいます。

「嘉島湧水天然プール」は、木枠で囲って、地域の人々の「和」の場であった泳ぎ場を本格的プールとしたものです。

プールはすべて木製で、小石を敷きつめ、周囲からは何万トンもの湧水が湧いています。

潜ると川から溯上してきたアユ、カワムツ、オイカワ等がみられ、「魚に泳ぎを教わるプール」というのが別名です。

湧水域では、今なお、水場(洗い場)がそのまま利用され、野菜や米とぎは上流、洗濯物は下流という不文律が守られ、住民のコミュニケーションの場にもなっ ています。

これらは地域の誇りであり、心をつなぐコミュニティのシンボルです。地域では、湧水群を保全し、水辺の美化のため湧水保存会(昭和40年代に発足・410 世帯)を組織しており、水辺の清掃や植栽などその活動は活発です。

水は人と自然に必要不可欠なものであり、「水と人とのかかわり」、「水を活かす取組み」は町民が常に心に抱いている思いであり、「清水湧き 心ふれあう 嘉島町」をキャッチフレーズに「水の郷」づくりに取り組んでいます。

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◆ まちのみどころ

・ 浮島周辺水辺公園
  (約3haの湧水池と13万m3/日の湧水量)

・ 湧水天然プール(魚に泳ぎを教わるプール)

・ 寺の下湧水(洗い場が生活に定着)

・ 井寺古墳
  (国指定重要文化財・円墳で5世紀頃の築造、
       切石に直弧文様がほどこされている)

 



 


◆◆ 水にかかわる祭り・イベント

・ 水神様を祀る川まつり (春・夏)

 

 


◆◆◆ 水にかかわる特産品

・ 鮎 (全国レベルで出荷)

 
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◆ 主な取組み

河川清掃、地域間交流


◆◆ 取組みの実施主体

湧水保存会、中郡愛郷会、浮島会、船場会、嘉島親川組、石笈の庄、水のとらBELL隊

 
 
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◆ 交通アクセス

http://www.town.kashima.kumamoto.jp/
kankou_map2.html

◆◆ お問い合せ

    〒861-3106

    熊本県上益城郡嘉島町大字上島530番地

    嘉島町役場 建設課 環境係
    TEL 096-237-2619

    嘉島町役場公式サイト

 
 
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