● 豊かな湧水が洗い場など日常生活に利用され
  地域住民により自主的に管理

● 昔の水路が当時のまま残され、
  うるおいのあるまちづくりに活用

● 住民による積極的な水資源の管理と
  水辺環境整備への取り組み


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島原市は、長崎県の南東部、有明海に突き出した島原半島の東部に位置し、古くは城下町として、現在は島原市近隣の政治・経済・文化の中心的役割を担う都市 として発展してきました。

また、平成2年に噴火し、「雲仙普賢岳噴火災害」として火砕流・土石流等で多くの被害を出した、日本で一番新しい山「平成新山」や、「島原の乱」で知られ るキリシタン文化など歴史的遺産が数多く残るまちとしても全国的に知られています。

古くから湧水に恵まれ「水の都」と称されてきましたが、現在も市街地の背後にそびえる眉山(まゆやま)や緑豊かな雲仙山系によって涵養された豊富な地下水 が、まちの随所に湧き出し、その清流は、まちなかの水路を巡り、有明海へと注いでいます。

現在見られる湧水のほとんどは、約200年前の寛政4年、雲仙岳噴火活動と眉山の大崩壊によって湧き出したものといわれています。

市内中心部にある「白土湖(しらちこ)」は、眉山大崩壊時に寺院の境内から突然湧き出した湧水により、一夜にしてできたとされています。

毎年8月には、この白土湖畔に多数の灯篭を浮かべ、約200年前の眉山大崩壊による犠牲者の慰霊と豊かな水の恵みに感謝する「水まつり」が市民の手によっ て開催されています。

また、豊かな湧水は、白土湖の洗い場や、浜の川の共同洗い場などのように現在もなお、日常生活に欠かせないもとして大切に活用され、地域住民によって自主 的に管理されています。

そのほか、藩政時代に生活用水として利用するため、武家屋敷の道路中央に造られた水路が当時のまま残されており、また市の中心部を流れる水路には多くの鯉 がのびのびと泳ぎ、せせらぎは道行く人々の心を和ませています。

古くから市内随所に残る水神様は、水に対する感謝の気持ちの表れであり、現在も市民は水に対して高い関心を持っており、積極的な保全管理・水辺環境の整備 に取り組んでいます。

これからも、この湧水は、平成新山や歴史的遺産と共にまちの宝として後世に受け継がれていくことでしょう。

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◆ まちのみどころ

・ 島原城 ・ 武家屋敷

・ 鯉の泳ぐまち ・ 白土湖

・ 平成新山 ・ 島原まゆやまロード

・ 雲仙岳災害記念館 ・ 平成新山ネイチャーセンター

・ 中央公園 ・ 森岳商店街 ・ 島原温泉

・ 有明の森フラワー公園 ・ 舞岳ふれあいロード

 



 


◆◆ 水にかかわる祭り・イベント

・ 島原水まつり

 

 


◆◆◆ 水にかかわる特産品

・ かんざらし(白玉だんご)

・ 手延べそうめん

・ 清酒 ・ 焼酎

・ みそ ・ しょうゆ

 
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◆ 主な取組み

(1)  ・ 武家屋敷・水路保存環境美化活動
    ・ まちなみ保全

(2)  ・ 清らかな湧水の保全
    ・ 住みよい環境づくり
    ・ 鯉の放流

(3)  ・ 共同洗い場や周辺の定期的な清掃


◆◆ 取組みの実施主体

(1)  ・ 下の丁町内会

(2)  ・ 下新町町内会

(3)  ・ 浜の川湧水保存会

 
 
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◆ 交通アクセス

http://www.city.shimabara.lg.jp/profile/access.html

◆◆ お問い合せ

    〒855-8555

    長崎県島原市上の町537番地

    島原市役所 企画課
    TEL 0957-63-1111

    島原市役所公式サイト

 
 
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