● 湧水を野菜洗いや洗濯、天然冷蔵庫として活用

        ● 湧水を守るための涵養田等の取り組み


        ● 清水がコミュニケーションの場であり子供の遊び場


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六郷町(現美郷町の一部)は横手盆地の中心に位置する、湧水の町です。古来「百清水」ともいわれ、その地名はアイヌ語の「ルココッツイ(清い水溜りのある 場所)」が語源とも いわれます。

町の東側に広かる扇状地で涵養された地下水を主な水源とし、ろ過された清らかな水は路地のかたわら、民家の裏庭、あるいはお寺の境内にと、町内のいたると ころに静かな泉となって涌き出ており、その数60以上におよびます。美郷町は、上水道のない町であり、全家庭がこの地下水によって生活を営んでいます。

水の美しさ、質、水温は年間を通じてほぼ一定で、夏は冷たく冬温かいこの清水で、人々はのどを潤し、野菜を洗い、洗濯をし、あるいは天然の冷蔵庫として活 用し、灌漑用水としても大切な役割を果しているなど、生活に密着した利用がなされています。

また、清水の周りはコミュニケーションの場や子供たちの遊び場でもあり、ニテコ清水、藤清水、御台所清水(おだいどころしみず)など情緒ある名前がつけら れています。

昭和50年頃から清水の水量や地下水位が低下の傾向にあったことから、町のシンボルである「湧水」を守るため、水量確保のさまざまな取組みを行っており、 なかでも水が浸透し易いように表土を剥ぎ砂利層を入れた4箇所(7ha)の「涵養池」に米の収穫が始まる9月から翌年の3月までの7ヶ月間水を張り、地下 水脈に水を浸透させ湧水を枯らさないように努力しています。

また、清水には水の健康度を測るバロメーターとなっている「イバラトミヨ」が生息しており、地元ではこれを「ハリザッコ」とよび、六郷中学校科学部が生態 の研究や人工ふ化に取組んでいます。

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◆ まちのみどころ

・藤清水 ・ 御台所清水(おだいどころしみず)

・ニテコ清水 ・ 諏訪清水 ・ 久米清水

・キャペコ清水 ・ 宝門清水(ほうもんしみず)

・台蓮寺藤清水(だいれんじふじしみず)

・水文館(水の学習施設)

 



 


◆◆ 水にかかわる祭り・イベント

・清水まつり(毎年8月第1土曜日)

・舟っこ流し(毎年8月第1土・日曜日)

 

 


◆◆◆ 水にかかわる特産品

・ニテコサイダー

・湧水とうふ

 
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◆ 主な取組み

子供たちに水環境に関する意識を高めてもらおうと、茨城県つくば市の小学校5年生と六郷小学校5年生の水環境 学習交流会を行っている。お互いの水環境を知ることで水を大切にする心の醸成を図る。

◆◆ 取組みの実施主体


 
 
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◆ 交通アクセス

http://www.town.misato.akita.jp/machishoukai/gaiyou.asp

◆◆ お問い合せ

〒019- 1404

    秋田県仙北郡美郷町六郷字上町21  

       美郷町役場 商工観光課 観光班
 
       TEL 0187-84-4909


美郷町公式サイト

 
 
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