雨水・再生水を利用する方式には、その対象の広がりから「個別循環」「地区循環」「広域循環」の3タイプと「雨水を利用」する方法があります。
@個別循環方式
事務所ビルなど1つの建物の中で、その建物内で発生する排水を自家処理して雑用水として循環利用するもの。
建物内で発生する雑排水、厨房排水、浴場排水等を、生物処理や膜処理などの方法によって再生処理し、トイレ洗浄水等に利用する。

A地区循環方式
比較的まとまった狭い地域、例えば大規模な集合住宅や市街地再開発地区などで、建築物所有者などが共同で雑用水道を運営し、その地区の雑用水需要に応じ
て給水するもの。
複数の建物から発生した排水を一カ所に集め、生物処理や膜処理等によって再生処理し、雑用水としてトイレ洗浄等に利用する。

B広域循環方式
より広い地域内で、事業所や住宅などの一般雑用水需要に応じて、雑用水道によって大規模に雑用水を供給するもの。
下水処理場において再生処理された再生水を、雑用水道として特定の地域に供給し、地域内の需用者はこれを受水してトイレ洗浄等に利用する。
また、工業用水道を雑用水として利用する場合もある。

C雨水利用(非循環方式)
雨水利用システムは、建築物の屋上等から集めた雨水をろ過処理や滅菌処理等を行って雑用系用途に利用するもので、雨水を単独で利用する場合と、排水を再
利
用する個別循環・地区循環・広域循環方式と併用される場合がある。
屋上や地上で集めた雨水を砂ろ過等の処理をして、トイレ洗浄等の用途に使う。

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