「水を活かしたまちづくり取組事例発表会」の実施について

−国連水の日関連事業−


1.日時
平成11年3月18日(木)13:00〜15:30

2.場所
国土庁(中央合同庁舎第5号館)別館第13共用会議室(7F)

3.主催等
(主催)国土庁、全国水の郷連絡協議会
(後援)全国水源地域対策基金協議会

4.発表者及び発表内容
(1)「水から始まる町おこし」(宮崎県綾町企画財政課 黒木政則)
綾町では、日本一の照葉樹林やそこから生み出される湧水を守るための運動が昭和41年から始まった。現在までには自然と一体となった吊り橋や水質を守る有機農業などに取り組んできており、その取組を実施することに至った経緯、背景や現状について発表します。

(2)「湧水と緑と歴史のあるまちづくり」(滋賀県近江八幡市 岡地清司、松村務)
「住んでいてよかったと自慢できる町」を目指し、湧き水を活用して天然の噴水にした湧水の里づくり(手づくり郷土賞等受賞)や、湧水の小川と家庭排水との分離による水質改善など地元住民も一体となった、町全体での取組について発表します。

(3)「水と緑がきらめく未来都市 郡山」の創造にむけて “新下水道への取り組み”(福島県郡山市下水道部下水道建設課 寺山喜信)
雨水排水路をより親水的な二重構造とすることにより、清流の復活と親水性の増進、雨水の有効利用、良好な水辺景観の形成など都市の総合的なアメニティの向上を図っている取組や不要となった浄化槽を雨水流出抑制施設に活用するなど、下水道の新たな取組について発表します。

(4)「水・ふるさと南足柄」の創造に向けて(神奈川県南足柄市水資源政策課 日比野英俊)
森林整備、雨水利用、親水空間づくりなど、水と緑豊かな郷土を次代に引き継いでいくため、水資源政策を総合的に推進し、市民、行政、地域等が一体となって水を基調とした新しいまちづくりに取り組んでいる事例を発表します。