建設工事受注動態統計調査(大手50社)(平成18年度計)
国土交通省総合政策局情報管理部建設調査統計課
平成19年4月27日公表
○景気拡大に伴い、工場・発電所、事務所・庁舎等の民間設備投資が進み、
民間計は4年連続増加した。
○海外への展開が進み、海外工事は9年ぶりに1兆円の大台を超え、3年
連続増加した。
1.受注総額
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平成18年4月〜平成19年3月の建設工事受注総額は、13兆8,936億円で前年度比(以下同じ)3.3%増加した。(2年ぶりの増加)
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うち国内建設工事受注総額は、12兆8,128億円で同0.9%増加した。(2年ぶりの増加)
2.国内建設工事発注者別受注高
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民間は、10兆1,197億円で、同4.4%増加した。(4年連続の増加)
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製造業は、2兆2,211億円で同14.5%増加した。(4年連続の増加)
非製造業は、7兆8,986億円で同1.8%増加した。(4年連続の増加)
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発注者別では、製造業、不動産業、運輸業等が増加し、サービス業、非製造業その他等が減少した。
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公共機関は、2兆867億円で、同15.6%減少した。(8年連続の減少)
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国の機関においては、1兆2,535億円で同7.2%減少した。(2年連続の減少)
地方の機関は、8,332億円で同25.8%減少した。(11年連続の減少)
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発注者別では、国の機関は、国が増加し、それ以外が減少した。
地方の機関は、地方その他が増加し、それ以外が減少した。
3.工事種類別受注高
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建築は、10兆508億円で、同3.4%増加した。(4年連続の増加)
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種類別では、事務所・庁舎、工場・発電所、住宅、倉庫・流通施設等が増加し、医療・福祉施設、教育・研究・文化施設等が減少した。
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土木は、3兆8,428億円で、同3.0%増加した。(2年ぶりの増加)
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種類別では、道路、土木その他等が増加し、上・下水道、治山・治水等が減少した。
4.海外受注高
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海外(3年連続の増加)においては、全体で1兆808億円で同43.2%増加、そのうち建築は4,108億円で同23.1%増加し、土木は6,700億円で同59.2%増加した。
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