建設資材・労働力需給実態調査(原単位調査)

1.目的と沿革
2.調査方法
3.調査結果のみどころ
4.調査結果の公表・問い合わせ先
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1.目的と沿革
主要建設資材及び労働力について、その需要単位(建設投資額100万円 及び延べ床面積10uあたりに対し必要な資材量・労働力)を把握することにより、建設事業に必要な資材量 ・労働力の短期及び長期の需要量予測を実施し、建設資材・労働力の需給の安定化を通じて建設工事の円滑 な推進を図ることを目的としています。
建設工事における建設資材や労働力の原単位は、施工技術の進歩・施 工の合理化、新工法の開発及びこれらに伴う生産性の向上等、経年的に変化しています。このため、昭和49 年度から3年毎に実施することにより、実態に即した原単位の把握を行い建設資材需給の安定化を図って います。
2.調査方法
(1)調査対象工事の抽出
調査年度に着工された請負工事費500万円以上の中から、建築工事、 土木工事の別に、それぞれ約5,000件の調査対象工事の抽出を行います。

(2)調査票の送付・回収及び審査
抽出した調査対象工事を請負った各事業所(元請)に対し、調査票を 送付・回収します。回収した調査票については、記入内容を審査し、審査を通過したものを有効標本数とし ます。
(3)原単位の算出
得られた有効標本のデータから、以下の手順により、各主要建設資 材及び労働力のそれぞれについて原単位を算出します。

@標本原単位の算出
    得られた有効標本のデータから、建築工事、土木工事のそれぞれについて、標本原単位を作成します。

A着工統計による 母集団の復元
    作成した標本原単位の施工地、種類及び規模等の 偏りを無くすために、建築工事、土木工事それぞれの着工データに基づき、復元倍率を算出し、それを標本 原単位に乗じることにより、着工統計の母集団の原単位を復元します。

B各統計区分に対応した原単位の算出
    復元した母集団の原単位を基に、建築工事、土木 工事のそれぞれについて、主要建設資材及び労働力の原単位を作成します。
      調査対象工事の抽出 予備調査(建築のみ)

      調査対象工事抽出

      調 査 票 の 送 付 ・
      回 収 及 び 審 査
      調査票の送付・回収

      調 査 票 の 審 査

      原 単 位 の 算 出   母 集 団 の 復 元 

      原 単 位 の 算 出
3.調査結果のみどころ

建設工事における主要建設資材と労働力の単位 工事費(量)当たりの原単位を把握することにより、建設工事における資材及び労働力の需要構造を明らかにし、 今後の建設資材需要量の予測や、建設資材の生産計画並びに建設労働力の雇用計画の立案における、重要 な基礎資料とされています。

4.調査結果の公表・問い合わせ先
【発表周期】3年毎・・・・・・「建設労働・資材月報」に掲載。
【問い合わせ先】国土交通省 総合政策局 建設振興課 労働資材対策室資材係
03ー5253−8111内線24-864

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