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建設労働需給調査結果
(平成10年平均のポイント)
(総務庁承認統計)
1.調査対象職種計不足率の状況
  • 平成10年平均の全国の調査対象6職種計の不足率は△0.4%で前年(平成9年)より0.9ポイント低下し、調査開始(昭和54年7月)以来最低の水準となった(従前の最低水準は昭和57年の△0.1%)。
  • 平成10年平均の全国の調査対象8職種計の不足率は△0.3%で前年(平成9年)より0.8ポイント低下し、調査開始(平成4年10月)以来最低の水準となった(従前の最低水準は平成5年の0.4%)。
2.職種別(8職種)の状況
  • 8職種のうち配管工を除く7職種で不足率がマイナス(技能労働者が過剰)となっている。
  • 前年(平成9年)と比較すると、全ての職種で前年の水準を下回った(技能労働者が過剰となる方向)。
平成10年
不足率
平成9年
不足率
対前年増減
型枠工(土木) △0.1% 0.2% −0.3
型枠工(建築) △0.3% 0.7% −1.0
左 官 △0.5% 0.3% −0.8
と び 工 △0.3% 0.1% −0.4
鉄筋工(土木) △0.7% 0.5% −1.2
鉄筋工(建築) △0.9% 0.8% −1.7
6職種計 △0.4% 0.5% −0.9
電 工 △0.4% 0.2% −0.6
配 管 工  0.3% 0.8% −0.5
8職種計 △0.3% 0.5% −0.8
3.地域別(10地域)の状況
  • 8職種計の不足率において、10地域のうち北海道、東北、関東、北陸、中部、近畿、中国の7地域で不足率がマイナス(技能労働者が過剰)となっている。
  • 8職種計の不足率について前年(平成9年)と比較すると、全ての地域で前年の水準を下回った(技能労働者が過剰となる方向)。
8職種計不足率(%) 6職種計不足率(%)
平成10年 平成9年 対前年増減 平成10年 平成9年 対前年増減
北海道 △0.8 0.5 −1.3 △1.1 0.3 −1.4
東 北 △0.3 0.3 −0.6 △0.4 0.1 −0.5
関 東 △0.1 0.5 −0.6 △0.4 0.5 −0.9
北 陸 △0.2 0.7 −0.9 △0.3 0.9 −1.2
中 部 △0.6 0.0 −0.6 △0.8 △0.2 −0.6
近 畿 △0.7 0.4 −1.1 △0.6 0.6 −1.2
中 国 △0.3 1.2 −1.5 △0.6 1.0 −1.6
四 国 0.4 0.6 −0.2 0.8 0.7 +0.1
九 州 0.0 0.3 −0.3 0.1 0.4 −0.3
沖 縄 0.0 0.4 −0.4 △ 0.1 0.9 −1.0
  • 残業・休日作業を実施している現場数(強化現場数)は8職種計で手持現場数の1.8%で、前年(平成9年)より0.7ポイント低下した。