国土交通省
 内航船舶輸送統計年報(平成14年度分)
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平成15年7月16日

<連絡先>

総合政策局情報管理部交通調査統計課
(内線28344)
電話:03-5253-8111(代表)

 

  1. 総輸送量
     平成14年度の内航船舶輸送実績は、497,251千トン、235,582百万トンキロであった。トンベースで対前年度比4.4%減(2年連続減少)、トンキロベースで対前年度比3.6%減であった。
     営業用・自家用別では、トンベースで、営業用が490,880千トン(対前年度比4.0%減)、自家用が、6,371千トン(対前年度比27.6%減)であった。
     また、トンキロベースでは、営業用が233,905百万トンキロ、(対前年度比3.6%減) 自家用が、1,677百万トンキロ(対前年度比13.7%減)であった。

  2. 用途別輸送量
     用途別の輸送量は、トンベースで、貨物船が279,444千トン(対前年度比9.5%減)で2年連続減少、油送船が180,579千トン(対前年度比4.7%増)で8年ぶりに前年度を上回った。プッシャーバージ・台船は37,228千トン(対前年同月比4.5%減)であった。
     また、トンキロベースでは、貨物船が143,204百万トンキロ(対前年度比8.3%減)、油送船が86,359百万トンキロ(対前年度比5.9%増)、プッシャーバージ・台船が6,018百万トンキロ(対前年度比10.2%減)であった。

  3. 主要品目別輸送量
     トンベースで対前年度比増となった主要品目は、@その他の石油及び石油製品22,028千トン(対前年度比12.5%増)、A原油32,816千トン(対前年度比12.4%増)、B重油53,256千トン(対前年度比5.5%増)であった。これは、原子力発電所の停止に伴う石油火力発電所の再稼動が大きく影響している。
     また、対前年度比減となった主要品目は、@砂利・砂・石材50,621千トン(対前年度比21.3%減)、A石灰石56,129千トン(対前年度比12.9%減)、Bセメント45,981千トン(対前年度比8.8%減)であった。これは、主力である公共・民間工事の減少、海上空港建設用材の低下によるものと思われる。

  4. 燃料消費量
     平成14年度の燃料消費量は、合計3,113百万リットル(対前年度比4.4%減)で、用途別にみると、貨物船は2,053百万リットル(対前年度比6.2%減)、油送船は988百万リットル(対前年度比0.3%減)、プッシャーバージ・台船は71百万リットル(対前年度比6.6%減)であった。

  5. 輸送効率
     平成14年度の内航船舶の輸送効率は、全体で42.8%、貨物船が43.3%、油送船が41.8%、プッシャーバージ・台船が45.5%であった。
     また、平成13年度と比較して、プッシャーバージ・台船、油送船はそれぞれ3.1、1.3ポイント増加、貨物船は1.0ポイント減少、合計では0.1ポイント減少した。
     (注)輸送効率=輸送トンキロ/載貨重量トンキロ


平成14年度内航船舶輸送実績、平成14年度内航船舶輸送主要10品目

内航船舶輸送量の推移(トン)

内航船舶輸送量の推移(トンキロ)

内航船舶輸送量の推移(主要品目別)

内航船舶輸送量の推移(主要品目別)

燃料消費量の推移

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