平成12年6月2日発表
(貨物輸送)
3月の貨物輸送は、前年同月比でJR(貨物)、内航(油送船)、自動車航送台数が減少したものの、その他は増加した。。 |
貨物自動車のうち、特別積合せトラックは、日用品、食料工業品等が増加したため、前年同月比で3.6%増となった。
一般トラックは、同3.4%増となった。
なお、宅配貨物取扱個数は、前年同月比12.4%増となった。
内航海運のうち、貨物船は、石炭、穀物、その他の特種品等が減少したものの、その他の品目が増加したため前年同月比で9.0%増となった。
油送船は、全ての品目が減少したため、同9.5%減となった。
外貿コンテナ(12月分)は、輸出は前年同月比4.7%増、輸入は同14.1%増となった。
自動車航送定期航路は、自動車航送台数は、前年同月比2.6%減となった。
航空は、国内線は前年同月比3.9%増となった。また、12年4月(速報)は同4.8%増となっている。
一方、国際線は同14.2%増となり、12年4月(速報)は同13.5%増となっている。
なお、外国航空会社を含めた新東京国際空港及び関西国際空港の輸出入(継越貨物を除 く)をみると、輸出は、前年同月比16.3%増、輸入は同13.8%増となった。
12年4月は、輸出は前年同月比23.2%増、輸入は同14.0%増となっている。
普通倉庫(大手21社)(12年1月〜3月)は、入庫高が前年同期比5.0%増、保管残高が同0.2%減、倉庫回転率が同0.5ポイント増の44.9となった。
冷蔵倉庫(東京都所在事業所)(12年1月〜3月)は、入庫高が前年同期比10.7%増、保管残高が同12.8%増、倉庫回転率が同1.7ポイント減の43.2となった。
3月の旅客輸送は、前年同月比で航空が増加したものの、その他は減少した。 |
民鉄は、前年同月比1.2%減となった。このうち 定期旅客は同3.5%減、定期外旅客は同1.6%増であった。
なお、12年4月(速報:15社)は、前年同月比0.7%減となり、このうち、定期旅客は同2.5%減、定期外旅客は同2.1%増となっている。
バス(都営バス及び乗合11社)は、前年同月比3.6%減となった。
なお、高速バス(関東圏−近畿圏間)は、同4.1%減となった。
(注)関東圏(1都3県)、近畿圏(2府4県)の33系統対象。
タクシー(東京)は、前年同月比0.5%減となった。実働率でみると0.1ポイント減の88.2実車率でみると同0.2ポイント減の45.8となった。
なお、12年4月(速報:35社)は、前年同月比0.3%増となっている。
航空は、国内線は、前年同月比1.2%増となった。このうち、幹線は同4.0%増、ローカル線は同1.0%減であった。
一方、国際線は同6.6%増となった。
なお、12年4月(速報)は、国内線は前年同月比0.6%減、このうち幹線は同1.1%増、ローカル線は同1.9%減となっている。国際線は同13.9%増となっている。
出入国の動向(速報)をみると、出国日本人数は前年同月比5.7%増、入国外客数は同4.7%増となった。
ホテル(東京及び大阪14ホテル)の稼働率は、前年同月比4.3ポイント増の79.9となった。
なお、12年3月は前年同月比4.3ポイント増の79.9となっている。
新造船受注量(12年1月〜3月)は、総トン数で前年同期比7.8%増となった。
一方、竣工量(12年1月〜3月)は、総トン数で前年同期比2.0%増となった。
新車登録台数は、前年同月比3.3%減となった。このうち、旅客車は同2.7%減(普通車同1.7%増)、貨物車は同5.7%減であった。
なお、12年4月は、前年同月比0.4%減(旅客車同2.1%増、貨物車同14.8%減)となっている。
軽自動車新車販売台数(軽二輪車を除く)は、前年同月比6.9%増(軽乗用車同13.3%増、軽貨物車同5.3%減)となった。
なお、12年4月は、前年同月比2.9%減(軽乗用車同0.6%増、軽貨物車同9.9%減)となっている。
自動車保有車両数は、前年同月比1.2%増であった。
なお、自動車保有車両数のうち登録自動車車両数の12年4月は、前年同月比0.3%増となっている。
高速道路(日本道路公団)の利用台数は、前年同月比2.4%増となっている。
なお、12年4月は、前年同月比2.7%増となっている。