（貨物輸送）

１０月の貨物輸送は、前年同月比で航空（国内線）が増加したものの、その他は減少した。

　 ＪＲ（貨物）のうち、コンテナは、農産品が増加したもののその他が減少したため、前年同月比で6.4％減、車扱は全品目とも減少したため、同24.0％減、全体では同15.3％減であ った。

　なお、１０年１１月（速報）は、コンテナが同7.9％減、車扱が同18.1％減、全体では同 13.2％減となっている。

　 貨物自動車のうち、特別積合せトラックは、前年同月比で6.5％減（調査対象２７社のうち２３社の暫定値）となった。

　なお、特別積合せトラックの１０年１１月（ 速報：６社）は、前年同月比0.6％減となっている。

　 外貿コンテナ（９月分）は、輸出は前年同月比2.6％減、輸入は同9.3％減となった。

　 自動車航送定期航路は、自動車航送台数は、前年同月比34.9％減となった。

　 航空は、国内線は前年同月比0.4％増となった。また、１０年１１月（速報）は同0.3％増となっている。

　一方、国際線は同2.3％減となり、１０年１１月（速報）は同1.6％増となっている。

なお、外国航空会社を含めた新東京国際空港及び関西国際空港の輸出入（継越貨物を除く）をみると、輸出は、前年同月比7.4％減、輸入は同7.1％減となった。

　１０年１１月は、輸出は前年同月比7.7％減、輸入は同0.6％増となっている。

１０月の旅客輸送は、前年同月比でタクシーが増加したものの、その他は減少した。

　 ＪＲ（旅客）は、前年同月比2.2％減となった。このうち、定期旅客は同1.8％減、定期外旅客は同2.9％減、新幹線旅客は、同6.8％減であった。

　 民鉄は、前年同月比1.0％減となった。このうち、定期旅客は同1.2％減、定期外旅客は同0.7％減であった。

　なお、なお、１０年１１月（速報：１５社）は、前年同月比1.6％減となり、このうち、定期旅客 は同2.7％減、定期外旅客は同0.6％増となっている。

　バス（東京１１社）は、前年同月比2.8％減となった。

　なお、高速バス（関東圏−近畿圏間）は、同3.6％増となった。

　 （注）関東圏（１都３県）、近畿圏（２府４県）の３３系統対象。

　 タクシー（東京）は、前年同月比1.1％増となった。実働率でみると同0.5ﾎﾟｲﾝﾄ減の89.1、実車率でみると同1.4ﾎﾟｲﾝﾄ減の45.5となった。

　なお、１０年１１月（速報：３５社）は、前年同月比4.1％減となっている。

　航空は、国内線は、前年同月比3.4％減となった。このうち、幹線は同0.7％増、ローカル線は同5.8％減であった。

　一方、国際線は、同1.4％減となった。

　なお、１０年１１月（速報）は、国内線は前年同月比0.5％増、このうち、幹線は同2.0％ 増、ローカル線は同0.5％減となっている。国際線は同0.3％減となっている。

　出入国の動向（速報）をみると、出国日本人数は、前年同月比7.6％減となった。入国外客数は同3.2％減となった。

　なお、１０年１０月（速報）は、出国日本人数は、出国日本人数は、前年同月比7.6％減、入国外客数は同　3.2％減となっている。

　 旅行取扱額（主要５０社）は、国内旅行は前年同月比8.9％減、海外旅行は同12.7％減となった。

　　 ホテル（東京及び大阪１５ホテル）の稼働率は、前年同月比2.7ポイント減の81.8となった。

　 新車登録台数は、前年同月比で17.1％減となった。このうち、旅客車は同15.1％減（普通車同24.9％減）、貨物車は同29.67％減となった。

　なお、１０年１１月は、前年同月比15.9％減（旅客車同14.7％減、貨物車同24.7％減）となっている。

　 軽自動車新車販売台（軽二輪車を除く）は、前年同月比11.9％増（軽乗用車同36.6％増、軽貨物車同21.0％減）となった。

　なお、１０年１１月は、前年同月比30.2％増（軽乗用車同72.3％増、軽貨物車同13.3％減） となっている。

　 自動車保有車両数は、前年同月比1.2％増であった。

　なお、自動車保有車両数のうち登録自動車車両数の１０年１１月は、前年同月比1.0％増となっている。

　 高速道路（日本道路公団）の利用台数は、前年同月比1.8％減となった。

　なお、１０年１１月は、前年同月比0.3％増となっている。

運輸経済指標データ1〔SYLK形式〕