地方振興

男鹿地域(秋田県)

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地域の概況等

 男鹿地域は、秋田県西部沿岸のほぼ中央部から日本海に斧状に突き出た半島地域で、2市1町1村により構成されている。その地形上の成り立ちは、北部の米代川と南部の雄物川によって運ばれた土砂が堆積した砂州が成長し、沖合にあった男鹿島と結びついた我が国の代表的な陸繋島である。
 半島の付け根にあたる大潟村の中で北緯40°と東経140°の経緯度線が交差しており、日本の陸地において唯一、緯度と経度が10°単位で交わる地点である。地域の面積は491.37㎢(県全体の4.2%)、人口は63,862人(県全体の5.9%)(「平成22年国勢調査」)である。
 地勢は、西部の丘陵部と東部の平野部に大きく分けられる。丘陵部は、寒風山(355m)から真山(567m)、本山(715m)へと西に連なって海岸に迫り、半島西海岸は屈曲が極めて多いほか急崖と岩礁が続き、その雄大な景観は男鹿国定公園に指定(昭和48年)されている。また、平野部は八郎潟の干拓により誕生した大潟村のほかは、ほとんどが砂丘地となっている。
 気候は日本海型気候に属し、年間の平均気温は10℃前後で、冬季には日本海からの季節風が吹き付ける積雪寒冷地だが、対馬暖流の影響もあって県内陸部より比較的温暖で降雪量も少ない。
 歴史的には、貝塚などの縄文時代の遺跡のほか、弥生時代には既に八郎潟西部の湿地帯で稲作が行われていた形跡がみられるなど、古くから生活の適地として人々が居住していたことがうかがわれる。中世に至っては、橘氏や安東氏の影響下にあったが、江戸時代には佐竹氏の所領となり、明治22年の町村制施行により誕生した13の村が、その後、昭和及び平成の合併を経て現在の市町村の構成となった(男鹿地域半島振興計画抜粋)。

半島振興計画(平成27年度~令和6年度)

男鹿地域半島振興促進計画(秋田県ホームページ)

お問い合わせ先

国土交通省国土政策局 地方振興課 半島振興室
電話 :(03)5253-8111(内線29554)
ファックス :(03)5253-1588

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