地方振興

島原地域(長崎県)

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島原地域

地域の概況等

 本地域は、県本土の南東に位置し、面積は490.61㎢で県土の11.8%を占め、平成27年1月1日現在の住民基本台帳人口は148,957人で県全体の10.5%を占めている。
 地域は袋地型をなす半島で、北東部は有明海、南西部は橘湾に囲まれ、中央部には普賢岳、平成新山をはじめとした雲仙火山群があり、その火山景観や変化に富んだ海岸線などの美しい自然は、我が国最初の国立公園である雲仙天草国立公園及び島原半島県立公園に指定されている。
 地勢は、雲仙山系の急峻な山地と、それに連なる穏やかな丘陵地及び海岸沿いに広がる平野部に分かれ、丘陵地は農耕地に適し、平野部は肥沃な水田地帯を形成しており、気候は、雲仙地域を除き温暖で、年間の平均降水量は1,800~2,200mm前後である。
 また、平成2年11月17日の198年ぶりの噴火に始まる雲仙・普賢岳噴火災害では、度重なる火砕流・土石流により、44名の死者・行方不明者、2,000棟以上の家屋被害をはじめとして、農産品や農業施設、道路等公共施設被害など、総額748億円に上る直接被害を生じたほか、観光客の減少、商工業の沈滞など、半島全域に大きな間接的被害が発生し、人口の流出も加速された。火山活動は、平成7年にはほぼ沈静化し、平成8年には「噴火活動の終息宣言」がなされ、復興対策が実施された。
 本地域を構成する市町村は、平成17年から平成18年に行われた市町村合併により、1市17町から、島原市、諫早市(旧森山町の区域のみ)、雲仙市、南島原市の4市となっている(島原地域半島振興計画抜粋)。

半島振興計画(平成27年度~令和6年度)

島原地域半島振興計画(長崎県)

お問い合わせ先

国土交通省国土政策局 地方振興課 半島振興室
電話 :(03)5253-8111(内線29554)
ファックス :(03)5253-1588

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