本地域は、県の東南部に位置し、半島部と架橋により本土と連結された島しょ部の1市3町から成り、北部は岩国地区、西部は周南地区に接し、他は周防灘、伊予灘及び安芸灘などの瀬戸内海に囲まれています。
地形は、比較的低い山地及び丘陵が入り組み、複雑な形をしながら海岸線に迫り、河川は短小で、平地は柳井市と平生町にまとまったものがみられるだけです。地質は、地域の大部分が花こう岩風化土です。
気候は、瀬戸内海型気候区に属し、温暖で、雨量は比較的少ない傾向にあります。
瀬戸内海国立公園の西部に位置し、優れた自然景観を保持するとともに、柳井市には近世の商家の町並みが保存され、各地に特色ある民俗資料が数多く残されている等観光資源は豊富です。
また、温暖な気候のもとで柑きつ類が生産され、良好な周辺漁場からは中高級魚が水揚げされるなど豊かな農水産物に恵まれています(室津大島地域半島振興計画抜粋)。