浄化槽設備士になるには

浄化槽設備士になるには

 

  浄化槽設備士とは

 し尿及び雑排水の公共水域への放流は、終末処理下水道や法定の処理施設による場合を除き、浄化槽による処理を経た後でなければなりません。浄化槽の設置工事には、国家資格である浄化槽設備士による実地の監督が必要です。また、浄化槽工事業者は、営業所ごとに浄化槽設備士を置かなければなりません。

  浄化槽設備士試験

 浄化槽設備士試験は、浄化槽法第43条に基づく国家試験です。この試験の合格者には、免状交付申請の手続を行うことによって国土交通大臣から「浄化槽設備士免状」が交付されます。

 

試験の区分と科目
 
  1. 学科試験:機械工学・衛生工学等、汚水処理法等、施工管理法、法規(4肢択一式)
  2. 実地試験:施工管理法(記述式)

試験の日程等(平成29年度

  1. 受験申請受付期間:平成29年4月3日(月)~5月22日(月)
  2. 試験実施期日:平成29年7月9日(日)
  3. 合格発表:平成29年9月中旬(予定)

※試験の日程は、毎年変更となります。試験の実施機関に必ずお問い合わせの上、ご確認下さい。

 
試験実施地(平成29年度)

宮城県、東京都、愛知県、大阪府、福岡県

受験手数料(浄化槽法施行令第3条)

22,500円(平成29年度の受験手数料です。)

受験資格の概要(浄化槽設備士に関する省令第8条)

 

学歴等 受験に必要な実務経験年数
指定学科※ 指定学科以外
大学卒業者 卒業後1年以上 卒業後1年6月以上
短期大学・高等専門学校卒業者 卒業後2年以上 卒業後3年以上
高等学校卒業者 卒業後3年以上 卒業後4年6月以上
その他の者 8年以上
※指定学科:土木工学、農業土木、鉱山土木、森林土木、砂防、治山、緑地、造園、都市工学、衛生工学、電気工学、機械工学又は建築学に関する学科
 
試験の実施機関(問合せ・申し込み先)
(公財)日本環境整備教育センター
住所      :東京都墨田区菊川2丁目23番3号
電話      :03-3635-4881
ホームページ:https://www.jeces.or.jp/course/facilitie-examination.html

  浄化槽設備士講習

 浄化槽設備士講習は、浄化槽法(昭和58年法律第43号)第42条第1項第2号に基づき、建設業法第27条に定める技術検定のうち管工事施工管理技士(1級又は2級)の資格を有する者を対象に、国土交通大臣及び環境大臣が指定した公益財団法人日本環境整備教育センターが、浄化槽の工事に関する講習として実施するものです。講習の実施日、実施地等は実施機関までお問い合わせください。
 この講習の課程修了者には、免状交付申請の手続を行うことによって国土交通大臣から「浄化槽設備士免状」が交付されます。

  講習の実施機関(問合せ・申し込み先)
 (公財)日本環境整備教育センター
 住所      :東京都墨田区菊川2丁目23番3号
 電話      :03-3635-4880
 ホームページ:https://www.jeces.or.jp/course/facilitie-course.html


  浄化槽設備士免状の再交付・書換え

  •  浄化槽法第42条の規定による浄化槽設備士免状を滅失又は破損したときの再交付、又は、本籍又は氏名を変更したときの書換えについては、下記の申請要領に基づいて申請することができます。申請は、必ず合格者本人が行ってください。会社等による申請は受理できません。

 

  •  浄化槽設備士に係る個人情報は、浄化槽設備士免状の交付、再交付及び書換事務に使用されます。
 
 

 

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