1. |
我が国のくらしを支える海運 |
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外航海運においては、自由で公正な国際海運市場の形成を目指すとともに、我が国外航海運の国際競争力の強化を図っています。また、港湾運送においては、我が国港湾の国際競争力強化のため、港湾荷役の効率化・サービスの向上を推進しています。【図-1】
国内の貨物輸送においては、トラックからよりクリーンな輸送モードに転換を図るモーダルシフトの推進や、内航海運の活性化に取り組んでいます。また、旅客輸送では生活航路の維持・振興等に努めています。 |
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2. |
世界をリードする船舶関連分野 |
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世界でもトップクラスの船舶建造実績を誇る我が国の造船業・舶用工業の健全な発展や、プレジャーボートの利用振興を図るとともに、新時代を担う船舶関連技術の開発を進めています。【図-2】
【図-3】 【図-4】
また、船舶の構造、設備等に関する基準の策定、船舶検査、外国船舶への立入検査強化等を通じて、船舶の安全性や人命の安全の確保を図るとともに、海洋環境の保全に寄与しています。
このほか、モーターボート競走の監督等も実施しています。 |
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3. |
海事産業を支える優良な船員の安定的な確保 |
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海事産業でのヒューマンインフラである船員の雇用対策、労働条件の確保、労働環境の改善や労働災害の防止等、船員労働行政全般に幅広く取り組んでいます。
また、海運界を取り巻く環境の変化に対応できる優良な船員の教育体制の確立を図っています。さらに、船員に関する各種の資格制度や、船舶を安全に導く水先制度を通じ、船舶交通の安全の確保に努めています。【図-5】 |