港湾局

港湾局

 国民生活や産業を支えるエネルギーの約9割・食料の約6割などを海外に依存している我が国では、輸出入物資の99%以上が港湾を経由しており、国民生活の安定と経済の発展のためには、コストと使いやすさの両面において国際競争力を有する港湾物流ネットワークの構築が不可欠です。

1. 国際競争力を有する物流ネットワークの形成
 国際競争力を有する物流ネットワークの形成のため、船舶航行の安全性と海上輸送の効率性を両立させた「海上ハイウェイネットワーク」を構築します。あわせて、効率的な国内輸送網の構築を目指し、複合一貫輸送に対応した内貿ターミナルの整備を推進します。【図-1】
2. 良好な生活環境を支える港湾
 循環型社会への転換を進めるため、海面処分場、リサイクル関連施設、廃棄物受け入れ・積み出しふ頭などを組み合わせた総合的なリサイクル物流拠点を整備し、リサイクル物流のネットワークを構築します。【図-2】
3. 親しみやすいウォーターフロントの創造
 にぎわいとうるおいのある水辺空間の創出、商業・業務・居住機能の充実といった要請を実現するため、みなとづくりとまちづくりの調和のとれたウォーターフロント開発を推進します。【図-3】
4. 安全で安心な暮らしの実現
 人命や財産を高潮などの災害から守るため、人命・財産の集積する都市部をはじめとし、機能低下が顕著な海岸保全施設の抜本的な改修・耐震強化などを実施し、安全で安心できる暮らしの実現を目指します。

 
  海上ハイウェイネットワークの構築
【図-1】 海上ハイウェイネットワークの構築
 
 
 
 

建設が進む東京港の廃棄物処分場

 
【図-2】 建設が進む東京港の廃棄物処分場
 
 

にぎわいとうるおいのあるウォーターフロント(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)

 
【図-3】 にぎわいとうるおいのあるウォーターフロント(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)
 
 

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