固有の動植物・ツシマヤマネコ
の保護
〜長崎県対馬島地域〜


※ ●は都道府県庁所在地

地域の基本条件 人   口:41,231人(平成12年国勢調査)
面   積:708.54平方キロメートル
産業構造:第1次産業 26.4%
       第2次    20.7%
       第3次    52.9%
事業の目的・ねらい ツシマヤマネコの保護を目的に、比較的生息数がの多いとされる上県町の「対馬自然の森」の中に、環境庁省が野生生物保護センターを設置した。
事業の内容・手法 保護の対象はツシマヤマネコのみ。ツシマヤマネコは上県町と上対馬町に多く生息しており、数は全島で70〜90頭と推定される。対馬には、貴重な生物が色々といる。チョウセンイタチ、ツシマヒミズ、ツシマウマ、ツシマジカ、ツシマテン、ツシマヤマネコなどである。ツシマジカは保護区以外では捕獲可。ツシマヤマネコは食物連鎖の頂点であり、このような貴重な動物がいなくなるというのは生物多様性の減少、ひいては人類の存在そのものに警鐘を鳴らすことになる。
事業主体 環境庁野生保護センター、上県町
事業の効果 生息数については、さらに危機的状況となっている。 野生生物保護センターへは年間1万人の来訪者があり、自然教育の場として重要な役割を果たしている。
連絡先 対馬支庁 09205−2−1311



>>検索画面へ戻る