事例番号
007
市区町村(地区)
北見市
タイトル
都市機能再配置でコンパクトシティへ
1. 背景
中心市街地が空洞化する中、住宅建設による人口増、病院等諸施設の更新、知床の世界遺産登録による観光需要増期待が生じ、これらの動きを都心再生に結び付けるため「全国都市再生モデル調査」が実施され、コンパクトシティ形成の方針が打ち出された。
2. 目標
「持続可能なコンパクトシティづくりを推進する」等
3. 取り組みの体制
「全国都市再生モデル調査」は市が設置した「北見市都市再生検討会議」(専門家、まちづくり団体、市民代表等)が主体。調査結果の具体化の検討にあたっては「都市再生きたみ未来ビジョン100人委員会」(地域推薦、団体推薦、一般公募による委員)を設置。
4. 具体策
・2拠点1軸整備を提言(「全国都市再生モデル調査」) (JR北見駅周辺、高度医療拠点、及び両者を結ぶ道路) ・「都市再生きたみ未来ビジョン100人委員会」による議論 (都市再生のあり方にさかのぼる根本論も議論され、モデル調査の提言とは異なる案も含めて「報告書」を提出)
5. 特徴的手法
・都市整備の戦略的、段階的な展開をハード中心に考察 ・モデル調査の案とは異なる案を多数盛り込んだ新たな提言をまとめる等、結論を急がず議論のプロセスを大切にしている。
6. 課題
様々な案を今後どのように収斂させていくか。