事例番号
011
市区町村(地区)
弘前市
タイトル
市民が考える都市景観
1. 背景
大規模宅地開発等による田園景観の喪失、国道等の沿道における大型商業施設の立地や大規模広告物の建設による沿道景観の悪化、大型マンションの建設による岩木山の眺望の阻害が見られるようになり、市民、行政ともに景観保全の必要性をより強く意識するようになってきた。
2. 目標
自然と共に生きる豊かな産業・文化都市
3. 取り組みの体制
市がおおむね毎年「景観フォーラム」を開催
4. 具体策
・「都市景観形成モデル都市」の指定を受けたことを契機に、1988年度(1989年2月)以降市の主催で「都市景観フォーラム」を開催している(基本的には年1回)。その目的は、市民に弘前市の景観を再確認してもらうとともに一人ひとりが景観をつくるということを認識してもらい、市民に自主的に景観保全・景観づくりに取り組んでもらうところにある。
5. 特徴的手法
全市的なフォーラムで一貫して景観の重要さを訴え続けてきている。
6. 課題
フォーラムを契機に市民団体主催の小規模な活動が連鎖的に展開されていくことが期待される。