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北秋田市(秋田県)

事例番号

022

市区町村(地区)

北秋田市(旧鷹巣町)

タイトル

ワーキンググループのまちづくりとタウンモビリティ施策の実験

1. 背景

旧鷹巣町は住民主体のワークショップ方式で様々な対策を打ち出し、「福祉のまち」として全国的に有名になった。また、高齢者福祉政策の一環として、高齢者タウンモビリティの社会実験を行った。

2. 目標

「「自然」と「ひと」が調和し、活気とぬくもりのある交流都市 〜美しい自然が響きあい、交流とふれあいの創出により、未来を拓く〜」

3. 取り組みの体制

・「福祉のまちづくり懇話会」でまちづくりの体制の検討を行い、住民主体の「ワーキンググループ」を設置
・社会実験の主催は鷹巣町、指導は国土交通省、秋田大学・東京大学・東京都立大学の研究室

4. 具体策

・「ノーマライゼーション」の考え方を基調に、住民主体の「ワーキンググループ」で施策を検討し、「24時間ホームヘルプサービス」の実現、「ケアタウンたかのす」「サテライトステーション」の開設、その後、「歩いて暮らせるまちづくり」のワーキング等も開催
・タウンモビリティ実験は、モニターが電動スクーターまたは小型電気自動車を運転して予め設定した走行ルートで実地走行した。結果は概ね受容的であった。モニター行動分析により高齢者のコミュニケーション促進に寄与したことが判明した。

5. 特徴的手法

福祉大国であるデンマークの民主主義に習い、住民主体のワーキンググループ中心にさまざまな施策を具体化してきたことが何よりの特徴。施策の基本的視点はノーマライゼーション。

6. 課題

旧鷹巣町は北秋田市に移行し、過去の成果をいかに継承していくかが課題となっている。経営体制の確立が重要。


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