事例番号
026
市区町村(地区)
酒田市
タイトル
まちは歩く場所 − 観光の振興と学生の交流拡大によるまち再生 −
1. 背景
酒田市では、中心市街地の空洞化に歯止めをかけるため、観光の振興と学生の交流拡大の2本柱で活性化を図ってきた。
2. 目標
「WALKさかた」/まちは歩く場所という原点に立ち返り、歩くということをテーマにしたまちづくりを促進する
3. 取り組みの体制
・観光振興に関しては酒田市が各種観光施設を整備、第三セクターや民間事業者がそれらを運営 ・学生の交流拡大に関しては空き店舗を活用した交流施設を学生・教官が運営、国・県・市が活動費を補助、TMOが活動を支援、東北公益文科大学、県立産業技術短期大学校庄内校、商店街組合も連携
4. 具体策
・観光振興−市が観光施設(山居倉庫、さかた海鮮市場」等)、回遊ルートを整備、民間等で施設運営 ・酒田TMOが空き店舗に学生の交流施設「さかた街なかキャンパス」を開設、運営
5. 特徴的手法
・酒田市が観光振興を、酒田商工会議所・TMOが商業活性化や学生の活動支援を分担し、目標の達成を狙っている ・大規模施設の整備ではなく「身の丈にあった」規模を原則としている ・さかた街なかキャンパスでは、教官のサポートはあるが、運営を学生の自主的企画・行動に委ねている
6. 課題
・本間家旧本邸などの他の観光資源とのネットワーク化 ・さかた街なかキャンパスを商店街の活性化に結び付けること