事例番号
030
市区町村(地区)
いわき市
タイトル
3つの都市核による中心市街地再生
1. 背景
中心市街地である平地区の空洞化は顕著、駅前地区は鉄道とバス交通の結節点であるにも関わらずバスターミナル等が未整備といった都市基盤上の問題
2. 目標
「21世紀の新たないわき圏域の発展をリードする都市・生活文化の交流・創造・発信拠点」 (人々が「学び」、「創り」、「遊び」、「交流」する場の提供、居住機能の構築、複合的な産業集積の形成、交通体系の整備等が基本方針)
3. 取り組みの体制
いわき市、いわき商工会議所、中心市街地である平地区の商店会連合会、様々な市民団体等が連携
4. 具体策
・3つの都市核形成(文化・業務・商業の3つのコア) 「いわき駅周辺再生拠点整備事業」 「いわき駅前地区第一種市街地再開発事業」 「平一町目地区第一種市街地再開発事業」(「ティーワンビル」) ・3核をネットワークで結ぶ
5. 特徴的手法
・駅周辺事業では、交通結節点での様々な時間の過ごし方を可能にする自由な公共スペースの創出が市民参加のワークショップ等を通じて図られている。 ・駅前地区の市街地再開発事業では、公共施設として駅前の立地を活かした図書館、市民サービスセンター、産業交流拠点施設を導入する。 ・「ティーワンビル」では公共機能と商業機能とを複合させて人々の新しい交流を生み出している。
6. 課題
3つの都市核を効果的に結んで人々の回遊性を生み出すこと