事例番号
034
市区町村(地区)
ひたちなか市(本郷台団地及び東中根地区)
タイトル
主婦グループが生み出したまちの交流拠点
1. 背景
高齢化が進行していた郊外の住宅地団地で生協が閉店してしまったため、主婦グループ中心に交流拠点「くらし協同館なかよし」をつくる
2. 目標
「地域に暮らす高齢者が健康に過ごすために役立つ拠点として、支援する人も利用する人もお互いに喜びや生きがいを得られるシステムを構築」(「なかよし」の目標)
3. 取り組みの体制
NPO法人「くらし協同館なかよし」が運営し、生協ハイコープが改装及び建物の無償貸与の支援
4. 具体策
・生協ハイコープ本郷台店が閉店、生協は住民による再生に協力 ・地場産品を使用した和食中心の日替わり総菜などがある「食の支援」コーナー ・健康、フラダンスなど「つどい」コーナー ・主婦手作りの「食事・喫茶」コーナー ・テレビの前にこたつがある「ゆっくり」コーナー ・福祉施設で作られたクッキー等の「福祉商品」コーナー ・手作り品販売ができる「レンタルボックス」コーナー ・日常の電球交換等の「支援サービス」コーナー ・「市民交流市」(産直販売)
5. 特徴的手法
・主婦中心のボランティアがNPOを設立して高齢者等支援 ・店舗の機能をコミュニティセンターにまで高めた ・生協の改装・無償貸与などの協力
6. 課題
・高齢者の自宅を戸別訪問するなどの地道な活動の継続 ・安定的な黒字経営の実現と多様な事業内容の展開とのバランス