事例番号
064
市区町村(地区)
富山市
タイトル
LRTが走るコンパクトなまちへ
1. 背景
地価が安く地形的制約が少ない富山市では市街地が拡散し、中心市街地が衰退してきた。このため、市はコンパクトシティのコンセプトをまとめるとともに、LRTの導入などを図っている。
2. 目標
「既存のストックの有効活用による効率的・魅力的なまちづくり」、「歩いて暮らすことができ、安心して住み続けられるまちづくり」、「都市の「顔」を形成し、魅力・活力を創出するまちづくり」、「市街地周辺の緑の保全と環境負荷の削減による環境共生のまちづくり」
3. 取り組みの体制
・富山市が中心 ・LRT運営は富山ライトレール株式会社 (同社に出資した地元企業、JRなども協力)
4. 具体策
・市のワーキンググループが「コンパクトなまちづくり構想」策定 ・市街地の拡散が都市経営に及ぼす影響を試算 ・コンセプトの具体的展開策としてJR富山港線を存続させ、LRTとして運行
5. 特徴的手法
・市街地の拡散が都市経営に及ぼす影響を試算 ・LRT運営会社への多数の市民・企業の資金拠出
6. 課題
・コンパクトなまちづくりのコンセプトのオーソライズ ・富山駅の南側を走る路面電車とLRTの接続