事例番号

071

市区町村（地区）

甲府市

タイトル

空きビル・空き店舗活用で人々が集まる場所づくり

1. 背景

空き店舗化、未利用地の駐車場化、大型店の撤退等が進行する中心市街地で市が空きビルをコンプレックスビル「こうふアルジャン」として再生。一方、商工会議所も空き店舗等を活用して「銀座街の駅」「櫻座」を開設。

2. 目標

「賑わいを感じさせる街」「歴史を感じさせる街」「文化を感じさせる街」「優しさを感じさせる街」「接近しやすい街」

3. 取り組みの体制

・「こうふアルジャン」は甲府市が整備・運営
・「銀座街の駅」は甲府商工会議所が整備、「協同組合山梨安心サービス」、「子育て支援ハッピーキッズ」が運営
・「櫻座」は甲府商工会議所が整備、「NPO街づくり文化フォーラム」が運営

4. 具体策

・「こうふアルジャン」の開設（甲府銀座ビルのリニューアル：公共サービス、生鮮スーパー、映画館のコンプレックス）
・「まちの駅」の開設（空き店舗活用：「三世代交流型施設」（高齢者向け講座、子育て中の主婦向け子どもの一時保育預かりサービス））
・「櫻座」の復活（元倉庫の活用：甲府にかつてあった劇場の復活）

5. 特徴的手法

・大型の空き店舗をスーパー、映画館、公共施設のコンプレックスとして活用
・「銀座街の駅」と「櫻座」は至近距離にあり、イベントの開催等で連携

6. 課題

・各施設の連携関係や有機的関係を築き、点から面へと効果を広げていくことが期待される。
・「銀座街の駅」と「櫻座」の補助期間終了後の自立した運営