事例番号
074
市区町村(地区)
飯田市
タイトル
りんごとカンパニーと人形のまち再生
1. 背景
衰退傾向にある「丘の上」(飯田市中心市街地の通称)の再生を図るため、飯田市の大火から再生のシンボルであるりんご並木を再整備するとともに、その周辺において市街地再開発事業を中心としたTMO活動を展開。 また、賑わいをもたらすため市が人形劇フェスタを開催
2. 目標
「多様化し高度化する消費・ニーズに対応した都市サービス機能の充実・整備」「暮らしの場としての中心市街地の定住環境の整備」「歩行者にやさしい交通体系の確立と交通関連施設の整備」「地域の個性を活かした優れた都市景観の形成」「潤いのある都市景観の形成」
3. 取り組みの体制
・りんご並木は飯田市が整備し、飯田東中学校が管理 ・再開発事業等のTMO活動は株ム田まちづくりカンパニーが担当 ・人形劇フェスタは飯田市が主催し、「いいだ人形劇フェスタ実行委員会」が企画・実施
4. 具体策
・りんご並木の整備(水路や広場を配した公園) ・再開発ビル「トップヒルズ本町」等の整備(住、商、公共施設コンプレックス) ・「三連蔵」の整備(蔵を活用した飲食・休息スペース) ・「いいだ人形劇フェスタ」の開催(市民と人形劇人がともにつくる人形劇の祭典)
5. 特徴的手法
・りんご並木を再生のシンボルとし、その周囲における再開発事業等で再生の拡大を図っている。 ・高齢者生活環境整備、市民交流拠点整備等で社会の再生を図っている。 ・まちづくり組織が戦略的、統一的に再生を図っている。 ・人形劇を全国的に注目されるイベントにまで育てた。
6. 課題
・飯田駅周辺等、他地区との連携の強化 ・居住と観光との調和