事例番号
117
市区町村(地区)
尾道市
タイトル
携帯電話でどこでも博物館
1. 背景
年間を通じて数多く観光客が訪れる尾道市では観光資源の情報発信等を行うため携帯電話を使った「どこでも博物館」を実現した。
2. 目標
「活力あふれる感性 息づく芸術文化のまち 尾道 〜ともに高めあう尾道文化の創造〜」
3. 取り組みの体制
発案は竹村真一京都造形芸術大学教授 「ニュービジネス懇話会」(市・地元経済界)で発案 作成は尾道市商工会議所、システム作りは竹村教授、NPO等 運営は「尾道携帯観光ナビシステム運営委員会」(市、商工会議所等) サイト制作等はNPO法人「創造支援工房FACE」 コンテンツ更新等はNPO法人「プラットフォーム・尾道」
4. 具体策
・携帯「どこでも博物館」の実施 (観光客等は観光情報を得るとともに、自ら情報を発信して掲示板に書き込むことができ、皆で場所の記憶を蓄積していくことができるシステムになっている。)
5. 特徴的手法
まちの生活情報も流すようになり、多様な情報交換ができるシステムになっている。紹介した商品に人気が出たり、商店街の来店数が増えたりしている。
6. 課題
・駐車場・宿泊・アクセス機能が弱い、団体客に対応できる場所が少ない、道路事情が貧弱、独創的な土産物等が少ない、冬季の入域観光客が少ない等の課題が市民等から指摘されている。 ・「どこでも博物館」を防災システムに活用することが検討されている。