事例番号
118
市区町村(地区)
庄原市
タイトル
ワークショップから始まるまちの再生
1. 背景
過疎化が進んでいた庄原市では大型集客施設が相次いでオープンしたことから多くの観光客が訪れるようになったものの中心市街地に回る人は少なくまちは相変わらず沈滞していた。そこで市民有志が街のおもしろスポット探しを始め、その活動の芽生えを受けて市もワークショップを設けて多くの市民の参加を呼びかけた。その結果、様々な市民グループが生まれ、その活動拠点も整備された。
2. 目標
「人にやさしい、にぎわいのあるまち庄原〜「住」「商」「遊」が一体になった中国山地の交流拠点都市〜」
3. 取り組みの体制
「楽笑座ワークショップ」等複数のワークショップ (市民、広島県立大学生等) 「しょうばら産学官民連携推進機構」 (研究のシーズとニーズのマッチング活動等) (広島県立大学、庄原商工会議所、庄原市)
4. 具体策
・市民交流サロン「ラッキー」の設置 (推進機構等が入居、ワークショップ活動の拠点として機能) ・様々なワークショップ活動 (酒造利用の「楽笑座」開設、「九日市」開催、七夕まつり開催等) ・「楽笑座」整備 (休憩所(音楽、演劇、飲食等が楽しめる)、多目的スペース(会議等))
5. 特徴的手法
・ワークショップ活動を通して活発な市民参画を展開 ・広島県立大学の学生との交流 ・行政は市民交流サロンの設置など「きっかけづくり」
6. 課題
・観光機能の強化 ・参加者を拡大するためウェブ上ワークショップ検討中 ・情報公開を進めるなどによる参加意識の高揚