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飯塚市(福岡県)

事例番号

133

市区町村(地区)

飯塚市

タイトル

劇場復旧を梃子とした水害からのまち再生

1. 背景

中心市街地が空洞化する中で集中豪雨に見舞われた飯塚市は壊滅的な打撃を受け、市民に親しまれてきた芝居小屋「嘉穂劇場」も一時は廃業が検討されるまでに至ったが、この劇場を内外の人々の協力で再生させたことがまち再生の活動の広がりをもたらすことになった。

2. 目標

「人が輝き まちが飛躍する 住みたいまち 住みつづけたいまち」

3. 取り組みの体制

「嘉穂劇場復旧委員会」
(商工会議所、嘉穂劇場友の会、観光協会、九州演劇協会、行政等)
劇場は復旧後、NPO法人化

4. 具体策

・様々な主体による様々な形での嘉穂劇場復旧
(芸能人、地元企業、高校生演劇部、演劇関係者、菓子メーカー、
飯塚オートレースの選手会等)
・商店街等に対する復興支援
(陸上自衛隊、大学生、一般市民、地元金融機関、商工会議所等)
・全国都市再生モデル調査の実施
(「観光及び大衆文化の拠点と関連市街地の再生支援活動に関する調査」)

5. 特徴的手法

・劇場や商店街等を復旧させる過程で内外の様々な人々のつながりが広がり、今後のまちづくりにとって大きな財産になっていること

6. 課題

・被災者は新たな負債を抱えての再スタートであり継続的支援が必要
・新たなハード整備が資金的に困難なこと
・嘉穂劇場をNPO法人として運営していく具体的な内容の検討
・劇場と市内外の観光資源とのネットワーク形成


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