事例番号
141
市区町村(地区)
氷川町(宮原地区)
タイトル
小さな町の大いなる挑戦
1. 背景
農業の縮小、商業の空洞化(大型店立地等の影響)等により人びとのまちへの関心が著しく低下、危機感を募らせた町役場が対策に乗り出した。
2. 目標
「火の心、水の心、里山の心」
3. 取り組みの体制
「まちづくり審議会」 「まちづくり情報銀行」 「まちづくり支店長会議」 「まちづくり支店」 「まちづくり地区会議」
4. 具体策
・「まちづくり銀行」「まちつくり酒屋」の開設 ・「まちづくり銀行」の「支店」(「まちづくり支店」)の設置 ・住民主体で生活者の視点でわかりやすい「新総合計画」を策定 ・まちづくり条例の制定(まちづくり体制、景観コントロール等) ・「支店経営補助金」創設(住民による施設整備、農産物直販所経営等) ・住民主体の公共事業(下宮はまどん公園等住民が計画、管理) ・土地利用調整基本計画を策定し、開発規制
5. 特徴的手法
まちづくり全般を徹底した住民主体で行っていること
6. 課題
・住民主役のまちづくりを進めるために支店長の人材をいかに確保するか ・開発建築行為の規制に関しては、強制力がないことによる不安定さ ・広場や駐車場はもう要らないので店を誘致してほしいという声 ・インフラが整備されても店舗が減り続けていること ・道路ができても店舗がなくなることを危惧する声があること