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由布市(大分県)

事例番号

146

市区町村(地区)

由布市(旧湯布院町)

タイトル

森としてまちを育てる

1. 背景

3つの温泉を持ち文人墨客に愛された湯布院にダム化の危機が訪れたことから住民主体のまちづくりが始まり、やがてドイツに学ぶ「クアオルト構想」へと発展した。

2. 目標

「一人ひとりが木を植え育てるように、町民と行政とが一緒になって町づくりに参加する」

3. 取り組みの体制

市民と行政との協働システム

4. 具体策

・ダム計画反対運動の展開
(町の青年団が強力な反対運動)
・「湯布院町保養温泉地構想」
(美しい自然と静かなまちに調和した健全な保養温泉地づくり)
・「明日の由布院を考える会」の活動
(「猪の瀬戸湿原」のゴルフ場化問題に直面して会が発足)
(「ゆふいん音楽祭」「湯布院映画祭」などが生まれる)
・「湯布院町クアオルト構想」
(環境庁から「国民保養温泉地」の指定を受ける。)
・「潤いのある町づくり条例」
(リゾート法で再び開発の危機に直面し、「成長の管理」を目指す。)

5. 特徴的手法

・まちを森と見る考え方
・美しい自然と豊かな温泉、それらをいつでも誰でも享受できる施設、洗練された文化が最大の資本という考え方

6. 課題

中山間地崩壊の問題、観光地化の問題、外部資本の問題にいかに対処するか


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