国土交通省都市・地域整備局下水道部
TOP > 下水道部11プロジェクト
下水道部11プロジェクト
 
 
各プロジェクトの概要
No.1 下水道中長期的ビジョンプロジェクト

趣旨・目的 
10〜100年のスパンをにらみ、下水道を取り巻く社会情勢や国民のニーズの変化、
下水道自体が内蔵する課題を洗い出し、中長期的な下水道行政の方向性を見出す。
キーワードは、美しい国土、快適な生活、危機管理:20世紀の負の遺産の解消

リーダー :小林下水道事業課長
副リーダー:増田企画専門官
代表担当者:堂薗係長

検討項目
@有識者、市民、関係者へのアンケートの実施
 社会情勢の変化の整理(地球環境、人口減少、文化、技術開発等)
Aフリーディスカッションによる夢の構想
B実現に向けての課題、技術開発の整理
C未来スケジュールの作成
ページの先頭へリンク
No.2 下水道財政・経営論プロジェクト

趣旨・目的 
 近年の社会経済システムの変化や国・地方を通じての厳しい財政状況を踏まえ、引き続き下水道に求められる多様な課題に的確に対応していくため、都市類型ごとの下水道財政・経営の現状と課題を分析し対応策を検討するとともに「雨水公費汚水私費」の原則論についても今日的観点から再評価を行い、下水道財政システムに関する新たな考え方を確立する。

リーダー :池内下水道企画課長
副リーダー:春田下水道管理指導室長、森田町村下水道対策官
代表担当者:藤原課長補佐、宮原課長補佐

検討項目
@下水道財政を取り巻く基本的な諸条件の整理
A諸外国(英・米・仏・独)における下水道財政・経営システムの現状調査
B中枢・中核都市における下水道財政・経営の課題の分析・整理
C中小都市における下水道財政・経営の課題の分析・整理
D雨水公費汚水私費の考え方をはじめとする現行財政システムの再評価
E流域単位での費用負担のあり方等、下水道財政システムについての新しい考え方の検討 等
ページの先頭へリンク
No.3 水循環・水行政の将来像プロジェクト

趣旨・目的 
 第3回世界水フォーラムの開催を契機として、水行政に対する社会的関心が高まっており、一部政界には「水基本法」を制定しようという動きも散見される。将来水行政の制度、組織に起きるかもしれない変革に対して、下水道行政が適切に位置づけられるよう準備しておく必要がある。そこで本プロジェクトでは、下水道と関連の深い他の水行政も包含する幅広い水循環・水行政のあり方について、将来のあるべき姿を描出することを目的とする。

リーダー :藤木流域管理官
副リーダー:西畑流域下水道計画調整官
代表担当者:石井課長補佐

検討項目
(1)流域を単位とした健全な水循環・良好な水環境の創出に係る制度設計
 ex.下水処理水の法的位置づけ、流総計画制度の改善、雨水利用計画制度等
(2)下水道のリスク対策
(3)流域管理の視点に立った下水道事業組織のあり方
(4)流域管理の視点に立った下水道財政のあり方
(5)流域管理の視点に立った国の役割
ページの先頭へリンク
No. 4 下水道事業に対する正しい理解のための情報発信プロジェクト

趣旨・目的 

 下水道の多様な役割、その重要性について、国民が十分認識を持ちかつ理解を得るため、下水道に関する情報を積極的に発信する必要がある。そのための情報発信戦略を策定するとともに、積極的かつ継続的に実施する。

リーダー :岡久下水道事業調整官
副リーダー:原田課長補佐
代表担当者:松原課長補佐

検討項目
@情報発信のあり方
 「誰が、誰に、何を、何のために、何時、どこで、どうやって」を検討
A「あり方」を受け、その内容の具体化
B情報発信の体制
C発信情報の作成手法、発信手法
ページの先頭へリンク
No.5  下水道資源エネルギー創造・既存ストック徹底活用プロジェクト

趣旨・目的 
下水道は、処理水・汚泥等の下水道資源の供給源であり、さらに管渠空間、処理場上部空間等の既存ストックを活用することによって様々な機能を発揮し得る様々なポテンシャルを有する。本プロジェクトでは、このような下水道の持つポテンシャルを有効に活用することを目指して、技術の開発を促進するとともに、事業制度及び包括的民間サービス(商品)の開発、法制度を含む行政施策の検討を行うことを目的とする。

リーダー :藤木流域管理官、岡久下水道事業調整官
副リーダー:田中研究第一部長(新技術推進機構)、未定(日本下水道事業団)
代表担当者:三宮課長補佐

検討項目
(1)資源エネルギー創造等の技術開発(単体技術+技術の組み合わせ)
(2)設計・建設から維持管理までを包括的に調達できる民間サービスの「商品」
(3)所期のアウトカム目標の実現に向けたプロジェクト・マネジメント
(4)下水道資源エネルギー創造・既存ストック徹底活用のための行政施策のあり方
ページの先頭へリンク
No.6 下水道コスト構造改革プロジェクト

趣旨・目的 
 国土交通省が推進する「コスト構造改革」の趣旨を踏まえ、下水道事業のすべてのプロセスをコストの観点から見直し、定量的なコスト縮減を実現するともに、ローカルルールの導入を推進し、真に地域にとって必要な規格が最も効率的、かつ、安全な手法で実現することを目指す。

リーダー :増田企画専門官
副リーダー:松原課長補佐
代表担当者:的場係長

検討項目
・メニュー出しの検討
・コスト縮減の達成目標の設定
・フォローアップ方法の検討
・各主体(国、JS、地方公共団体、等)の役割の検討
ページの先頭へリンク
No.7 高度処理推進・標準化プロジェクト

趣旨・目的 
 高度処理を進めるべき処理場において高度処理が進むの手立てを検討する。@施行令の「計画放流水質」等による規制A財源(建設費、維持管理費)への国費充当の模索、B放流先河川や湖沼における河川事業等との連携事業制度の創設等による事業推進の方策を検討する。

リーダー :西畑流域下水道計画調整官
副リーダー:森課長補佐
代表担当者:松井係長

検討項目
・高度処理の取り組み状況を把握し公表する(アンケート調査)。
・2次処理と高度処理で処理できる効果を物質毎に(有機物、環境ホルモン、微量化学物質、病原性微生物等)整理→国総研に依頼したい。
・「計画放流水質」の設定。各河川毎にある「水質汚濁防止連絡協議会」等を活用し、地域で目標を設定し、各機関の役割分担を決める。
・建設費、維持管理費の増が使用料負担にならぬよう国費充当の可能性を検討
・放流先河川・湖沼との一体・連携事業制度を新たに模索する。
(正常流量の補給、異常渇水対策、湖沼の水質改善、冷却池、ビオトープ等)
ページの先頭へリンク
No.8 下水道光ファイバー推進プロジェクト

趣旨・目的 
 下水道管理の広域化、集中化をサポートし、効率化を図るとともに、全国津々浦々に下水道光ファイバーによるFTTHを実現する。そのための下水道光ファイバー整備の促進策を検討する。

リーダー :岡久下水道事業調整官
副リーダー:上ノ土専務理事(下水道光ファイバー技術協会)
代表担当者:三宮課長補佐

検討項目
@課題の抽出(具体の地域を対象に検討)
A解決策(管渠利用による安全性と景観、市町村合併等をキーワードとして)
 ・新たな政策、制度
 ・技術開発
 ・PR戦略とPRのためのツールの開発
ページの先頭へリンク
No.9 下水道施設緑と水の公園化プロジェクト

趣旨・目的 
 下水道施設は、処理場や開渠管路を中心に、都市における貴重なオープンスペースを形成している。これらは、市民の憩いやリクリエーションあるいは防災のためのスペースの提供、都市における貴重な水辺やビオトープの形成などの観点から高いポテンシャルを有しているとともに、処理水の活用も都市の潤い創出に寄与する可能性を有している。さらに、処理場施設の緑化や水路の開渠化、処理水の気化熱利用は、都市のヒートアイランドの緩和にも寄与すると考えられる。
 そこで下水道施設(処理水の再利用等も含む)を活用した水・緑空間の形成について、その効果や手法を整理し、今後展開すべき施策を提案することを目指すものとする。

リーダー :森課長補佐
副リーダー:三宮課長補佐
代表担当者:吉村係長

検討項目
@下水道施設を活用した、都市の水・緑への寄与の現状分析と必要性の整理
A下水道施設の水・緑化の効果の整理
B下水道施設の水・緑化の具体的手法の整理
 ※水辺を介した地域住民やNPOとの連携、処理場等を利用した環境教育などソフト施策も含む。
Cモデル地域におけるケーススタディー
 ※具体的な手法適用方法、都市気候シュミレーション等による効果の分析、コスト、課題等
D水・緑化の実現に向けた技術面、制度面での施策提案
ページの先頭へリンク
No.10 新技術活用・技術開発推進プロジェクト

趣旨・目的 
 新世代下水道事業(新技術活用型)や技術開発プロジェクト(SPIRIT21)など、新技術導入のためのスキームはいくつか用意されているが、重点計画の達成に向け、事業の更なる重点的、効果的かつ効率的な実施が求められていることを受け、新技術の開発促進と開発技術の速やかな普及に向け総合的な検討を行う。

リーダー :松原課長補佐
副リーダー:三宮課長補佐
代表担当者:西係長

検討項目
@開発された技術をいかにして普及させるか
 ・実用化までのプロセス(既存制度の整理と新たなルールづくり)
 ・技術評価の考え方、施行令改正と新技術
A新技術の開発をいかにして促進させるか
 ・関係機関の役割分担。技術開発に係る課題、予算の交通整理。
 ・民間、大学、他省庁との連携のあり方について
 なお、検討にあたり特に技術五計の検討状況に留意する。
ページの先頭へリンク
No.11 「地球環境にやさしい下水道」プロジェクト

趣旨・目的 
 下水道は、ごく身近なところではせせらぎの回復から、広い意味では地球温暖化対策まで、基本的にはいわゆる”地球環境にやさしい”と言えることに数多く対応することができる。
 ”地球環境にやさしい”立場から下水道に可能なこと、可能になりそうなこと、実施すべきこと等を検討し、今後の施策、法改正等を視野に入れて検討を行う。

リーダー :三宮課長補佐
副リーダー:森課長補佐
代表担当者:加藤係長

検討項目
@既存調査のフォローアップ
A下水道として可能な施策等の抽出
B抽出した課題等に関し、下水道が関与するにあたっての各種課題の検討
C短期的な目標と中長期的な目標の分類
D下水道として施策・制度を展開する方法に関する検討
ページの先頭へリンク

  TOPへもどる