平成14年10月4日 |
合流式下水道改善に向け、技術開発プロジェクトが始動!
SPIRIT 21の研究テーマ固まる− |
国土交通省では、合流式下水道の改善対策を強力に推進していくこととしていますが、目標の早急かつ効率的な達成には、これまでにない新たな技術の導入が不可欠です。そこで、下水道技術開発プロジェクトSPIRIT
21の研究課題に合流式下水道の改善対策技術を選定し、産官学が連携して画期的な技術開発に取り組むこととしています。今回、SPIRIT
21でとりあげる開発技術とその研究推進体制が固まりましたのでお知らせいたします。 |
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1.SPRIT21とは |
SPIRIT 21は、下水道で特に重点的に技術開発を推進すべき分野について、
民間主導による技術開発を誘導・推進するとともに、
開発された技術の早期かつ幅広い実用化を目的とした新たな技術開発プロジェクトであり、平成14年3月にスタートした。
国土交通省では、SPIRIT 21の最初の課題として、合流式下水道の改善対策に関わる技術を選定し、
今後3年間で集中的に実施することとしている。
※SPIRIT 21(Sewage
Project, Integrated and Revolutionary
Technology for 21st century) |
2.選定された開発技術 |
平成14年度第1回委員会(7月開催)において審議された、「SPIRIT
21参加研究者選定基準」により技術提案者の選定を行った結果、別紙1の通り24社、24技術が選定された。
これらの内訳は、きょう雑物除去8技術、高速ろ過5技術、凝集分離2技術、消毒7技術、計測・制御2技術である。
一方、研究参加都市(技術要望者)は17都市で、これらのうち13都市が研究フィールドを提供することとなった。
研究推進の体制は別紙2の通りであり、選定された技術を4つの分野に分類し、それぞれ開発研究小委員会を立ち上げることとしている。 |
3.今後の展開 |
10月中に、各開発研究小委員会、合流式下水道改善技術運営委員会を開催し、
各技術の研究計画について審議を行い、速やかに研究に着手する予定である。 |
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以下の資料は全てPDFファイルです。 |
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