下水道部トップページへリンク
TOP > 各地での取り組み > 平成11年度第8回いきいき下水道賞 > 東京都 江戸時代石組み下水暗渠の保存・復元
《下水道普及啓発活動部門 》

【東京都】
江戸時代石組み下水暗渠の保存・復元

 新宿区荒木町で下水道の再構築工事に際し、地下10m余りのところから、 江戸時代にこの地に屋敷を構えていた松平摂津守義行が池の排水用として設けた石組みの暗渠を発見した。 この暗渠は、現在でも公共下水道として十分に機能を発揮していたことからその場に存置することとした。 ただし、再構築の工事にかかり一部を撤去する必要があったため、 その部分を掘り上げて近くの落合処理場の敷地内に復元、展示した。 存置した石組み暗渠は、現在、併設された新たな下水管とともに浸水被害から都民の生活を守っており、 また、復元・展示した暗渠は、当時の土木技術の高さを伝える遺産として活躍している。

ページの先頭へリンク

もどる TOPページへもどる