国土交通省都市・地域整備局下水道部
TOP > 各地での取り組み > 平成17年度第14回いきいき下水道賞
平成17年度第14回いきいき下水道賞

国土交通省では、毎年9月10日を「下水道の日」と定めています。この日を中心とする約一週間は、下水道の役割や、下水道整備の重要性などについて、国民の皆さまの理解と関心を一層深めることを目的として、関連行事が全国各地で実施されます。

今年度は、

「下水道 いつか私に もどる水」

を推進標語として、各種行事を実施するとともに、9月7日に「いきいき下水道フェスティバル」を開催し、その中で国土交通大臣賞(いきいき下水道賞)の表彰を行います。


1.「下水道の日」について

「下水道の日」は、著しくおくれていたわが国の下水道の普及促進を図るため、「全国下水道促進デー」として昭和36年に始まりました。9月10日に定められた理由は、下水道の大きな役割の一つである「雨水の排除」を念頭に、いわゆる台風シーズンにあたるこの日を定めたものです。現在の名称である「下水道の日」は、平成12年に旧下水道法が制定されてからちょうど100年目を迎えたことを契機として、翌年平成13年(2001年)に「全国下水道促進デー」から名称を変更したものです。

2.「いきいき下水道賞」受賞団体の決定

下水道は、生活環境の向上、浸水の防除、公共用水域の水質保全といった重要な役割を担う、国民の生活に密接に関連した施設でありながら、その大部分が地下に設けられるため、その効果・役割が国民から見えにくいものとなっています。このため国土交通省では、下水道について国民の皆さまの理解と関心を深めること等を目的に、「国土交通大臣賞(いきいき下水道賞)」を平成4年度より実施し、「見える下水道」として特に優れたものを表彰し、これを広く紹介しています。今年度は以下の通り10事例(13団体)の受賞が決定しました。

《水環境回復創出部門》

下水道の整備による河川、湖沼、海域、水路、濠等の公共用水域の水質の大幅な改善や、処理水、雨水等の積極的活用により、良好な水環境が回復、創出されたと認められるもの。

都道府県 市町村 受賞団体 事例名
神奈川県 - 同左 よみがえる水に集まる小さな仲間たち〜四之宮せせらぎの森整備〜
山口県 下関市 同左 青空と笑顔が好きな下水道〜アクアパークモデル事業〜
香川県 多度津町 同左 多度津町再生水利用計画
《下水道有効利用部門》

汚泥や下水熱、下水道施設など、下水道の有する資源、施設の積極的な有効利用により、下水道の果たし得る多様な社会的役割の拡大に寄与したと認められるもの。

都道府県 市町村 受賞団体 事例名
東京都 - 同左 グリーン電力証書システムを活用した二酸化炭素排出量削減効果(バイオマス発電)の売却
神奈川県 横浜市 同左 本格的な民とのコラボレーション〜汚泥が活きる!市・民がいきる!〜
静岡県 掛川市 日本下水道事業団東海総合事務所 風力発電システムの導入による省エネと環境負荷の低減
大阪府 枚方市御殿山土地改良区 同左 なぎさ試験田〜処理水を用いた稲作〜
岡山県 新見市 同左 下水道空間は地域情報化への道
《下水道普及啓発活動部門》

下水道の普及啓発活動に積極的で、その活動が事業の推進、普及率や水洗化率の向上等に貢献していると認められるもの。

都道府県 市町村 受賞団体 事例名
愛知県 - 愛知県下水道科学館ビオトープの会「ビオピース」 蘇れ『エッピーランド』〜下水処理水を利用した住民参加によるビオトープ育成〜
兵庫県 神戸市 同左 「神戸のパンダマンホール」教科書デビュー−子供の視線のその先に−
ページの先頭へリンク

もどる TOPページへもどる